第31話

文字数 2,694文字


源三郎江戸日記(弟四部)31

みんなが食べて、これは酒の肴にもぴったりだ、美味い、美味いとよろこんでのです、戸があいて、いい匂いがするがと言って客が集まりだしたのです、はまゆうも手伝い、注文を取る、
とみんなが酒にうなぎを注文したのです、あっと言う間に満員になり、すぐに完売したのです、すみません売れきれましたと女将が言つて、明日は沢山仕入れますので明日来てください、
と言うと、

それなら、いわしと高菜でいいよ、酒は3本だと注文したのです、酒と料理を出し終わったので、女将にここにタレは残っているので、舐めさせて、これを少し他の小さい壷にいれておき、
もとの奴にそれぞれ足して作り確認すれば良い、焦げ目が出来たら返して二回づつ焼くのじあよ、どんぶり飯の上に2きれのせてタレをかければ、飯が進むぞ、あまり安くするとありがた、
みがないので、

少し高めにすれば良いと言って、つぎはたらいに砂糖と塩をいれてかきまぜ、山クジラの肉を適当な大きさに切り、つけこんで味を見させて蓋を被せて、これで3日たったら取り出して、
鍋に水以外なにも入れないで、弱火で3時煮るのじあ、そうすれば塩抜きが出来る、塩を残す量にて味が変わるが、塩が多ければ長く日持ちして、少なければ日持ちしない、好みの味に、
出来るので試してみなさい、

これは西洋ではハムと言っている料理じあ、山クジラは食うて良いのでお咎めはうけないぞ、中々美味いぞ、これで評判になり大儲けじあな女中と板前も雇えるぞと言って席に戻ったの、
です、はまゆうが殿様はすご~い、あつと言うまにはやる店に出来るのですねと言うので、これも役目の内じあよと酒を飲み干したのです、はまゆうもうなぎを食べて、なんでも工夫で、
美味くなるのですね、

しかし、美味しいですよと感心していたのです、女将が一息つきましたと言うので、座らせてはまゆうが酌をすると飲み干して、美味しい、すこし高めに値段を言ったのですが、それは、
安いというています、全部で3分近くになりましたので、材料代を引いても2分以上のもうけです、一日3両も夢ではありません、うなぎ飯も出します、有難うございますと言ったのです、
でも殿様はお大名なのでしょうと不思議かせるので、

同じ人間じあよと言うと、酌をして、この水晶は指南代に差し上げますと言うので、懐から25両だしてこれで買おうというと、こんな大金いけませんと言うので、わしは金持なのじあよ、
これで、100万両の金がみつかるかもしれん、安い買い物じあと言うと、本当に有難う御座います、借金を返しても沢山残りますといったのです、これは預かるだけじあよ、こんど来た、
時に返すぞと言つたのです、

客が呼ぶので、ここは良いぞと言うと、ハイ、と言うと席を離れたのです、はまゆうがお殿様有難う御座いました、これでこの店も続けていけそうですねと喜んだのです、それでは明日、
は日田まで足を延ばしてこようと言うと、歩けば丸2日かかりますよと言うので、馬でいけば1日半でいけるじあろう、多分ここの女将の先祖は平家の落人なのじやろう、その洞窟に金を、
隠しているのか、

金鉱山を見つけたのじあろう、その洞窟は他に通じており、狼か犬が代々番をしているのだよ、4っの目はその獣の目だな、この水晶はそこでは光るのだよ、これを持ってはいれば獣に襲、
われないのじあろう、山師達はそこに入り食い殺されたのじあろう、だから、村人は誰も入らないわけじあなと言うと、なる程、見つかると良いですねと言うので、みつかれば女将は一生、
食うにこまらないよと言ったのです、

熊本藩領なら藩の財政改革も早くできるし、天領なら熊本藩にも分けてやれば良いというと、いつも人の為なのですねと言うので、それが役目なのじあよと笑ったのです、それでは次に、
いきましょうと言うので女将に勘定だと2分銀を渡すと、いりませんと言うので、邪魔にはならんよと握らせると、ありがとう御座いますと言って、3日後が楽しみですと言って見送った、
のです、

ここですよと言うので、お茶屋です、ここはと言うと、こんどは私がお殿様を指南しますと言うので、芸は売っても身は売らぬのじあろうと言うと、売るのではありませぬと言つて手を引、
くので入ると、女将が部屋に案内したのです、まずはとはまゆうが酌をするので飲み干して返杯して酌をすると美味しいと言って、隣の寝間に誘い帯を解いてくだされと言うので、帯を、
解き裸にすると、

いい体をしています、源三郎の着物と下帯を解いたので、唇を重ねて乳房を揉むとあ~と声を出したので、敏感な部分を触ると、凄くぬれています、はまゆうが一物を指でしごくと大き、
くなったので、上にまたがり一物を差し込んで激しく腰を動かして大きな声を出したのです、覆いかぶさり唇を重ねて舌を入れてきたので、舌を絡めると更に激しく腰を動かして暫くす、
るとぴく~と痙攣したので、

たまらず放出したのです、小さくなったので引き抜き和紙で綺麗にふき取り、自分も股に和紙を挟み込み、胸に顔をうずめて、どうでしたと言うので、討ち死にしてしまったぞと言うと、
情けをかけてくださり有難う御座ります、やすんで、もう一合戦やりましょうと笑ったのです、何回か情を重ねるとはまゆうが起き上がり着物を着て、みずくろいをしたので源三郎も、
起き上がると、

はまゆうが下帯を締めなおして、着物を着せたので座ると酌をしたので飲み干し返杯したのです、あのまま別れると、お忘れになるでしょう、情を交わしましたので覚えておいてくださ、
りませと酒を飲み干したのです、それでは帰ろうといって籠を呼びはまゆうを載せて返し、源三郎は歩いて旅籠まで帰ったのです、部屋に入ると女将が茶づけを出すのでかき込んで、
一息ついたぞと言うと、

ゆは沸いています、もう一度湯に入りくださりませと言うので、湯に入りサツパリすると寝酒を女将がもって来て酌をすると、おやすみなされませと部屋を出て行ったのです、寝酒を、
飲み、布団に入ると寝てしまったみたいで、朝目が覚めると顔を洗い、朝餉を取ると、七衛門が入って来て、1000表もって来ましたと言うので、早かったではないか、寝ておらんのだ、
ろうと聞くと、

いや船では寝てきましたので大丈夫です、今陸揚げして大田屋が蔵に運びこんでいますと言うので、よく集まったなと言うと、源蔵さんが米問屋を夜中に起して周り直ぐに手にいれて、
くれました、銭屋も蝦夷に持って行く米300俵を出してくれましたよ、銭屋も源蔵さんもお代はいらないと言うていましたがと言うので、そうか、ありがたく貰ろうて置こうと言うと、
大田屋に行き、

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