第77話

文字数 423文字

 今朝の夢。
 学校、なのだけど、木造で壁が漆喰。

 私は生徒、それとも新米の教師?
 もらい物のハイヒールなんかの入った紙箱をいくつか、大きな紙袋一つに入れて、もてあましている。

 その紙袋を無理やり、ごまかしごまかし、ロッカーに入れてしまおうとして、ふと気づく。
(たためばいいんだ)
(いや、つぶして処分すればいいんだ)
 なのに、つぶさないでロッカーに無理やり押しこむ私。

 そして次は、何かの本を筆写しようとしている。

 はじめに余白を取りすぎて、紙の端まで来てスペースが足りなくなる。
 横長の白い紙に縦書きで写して左端まで来て、左下の隅まで来て、しかたなく右に折れて書いていって、なんだかよくわからないことになって、自分にがっかりしている私。
 しかもインクがみょうにべとべと。
 しかも写している文章がひどく偉そう。

 もっと気分の良い文章ならよかったのに。
 なんというか、みのった稲田で風に吹かれるような。


※最後の一行は、起きてすぐ書いたメモのままです。

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