第13話

文字数 432文字

 今朝の夢。

 こないだ観た若者劇団のなんちゃって時代劇のようなお芝居に、私も加わっていて、台本はなくてアドリブで話が進んでいく。

 又吉直樹さんが将軍の役。

(この年のNHK大河ドラマ『西郷どん』で、又吉直樹さんはじっさいに徳川家定公の役でした。私は毎回とても楽しみに観ていました。だって、他の俳優さんが皆さん熱く熱くと演じる中で、又吉さんだけがなんというか、湧き水みたいだったのです。)

 城内のガラスケースに展示された、みごとな刺繍の打ち掛けを見て、敵の忍者が泣いている。女の子。
 なぜかというと、その打ち掛けは、又吉クボウさまが将軍にまつりあげられる前に刺繍した物で、彼はじつは天才職人で、しかもそのくの一ちゃんの弟だったのだ。

 たぶんこれから敵味方、両方の忍者たちが協力して、「クボウさまを盗み出す!」という展開になる、

 というところで目がさめました。残念!


※文中の又吉直樹さんはもちろん私の夢の中の又吉直樹さんで、現実の又吉直樹さんとはなんの関係もありません。

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