第9話

文字数 244文字

 下北沢らしい街の下り坂のまじわる広場で(そんな場所下北沢にない)、映画の撮影をしている。

 なぜか私、若い男の役。緑のフェルトの衣装。
 でも、縁日みたいなのぼりが青空にはためいている。
 和なのか洋なのかわからない。

 映画は最終的に『オテロ』になって、
 プラシド・ドミンゴ親方(若い!!)が模範演技を見せてくれて、

 すごいな大変だなあと感心していたら、目がさめた。


※文中のプラシド・ドミンゴさんはもちろん私の夢の中のプラシド・ドミンゴさんで、現実のプラシド・ドミンゴさんとは関係ありません。

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