第39話

文字数 357文字

 ものすごく疲れる夢。

 私はテレビドラマに出演しているらしく、でもそれがミステリー兼クイズ番組で、おつりが指定された組み合わせになるように石油缶を買わなければならず、しかも、なぜかドル札で。

 でも必死で解いたら、その計算で犯人がわかるしくみになっていて、

 犯人は、遺品整理のふりをしてその家に入りこんでいた美人でキャリアウーマンのお嫁さん、なのでした。

 クイズを解き終わってほっとしていたら、もう次の裁判が始まって、今度は私の高校時代の同級生のNさんが被告で、一人で舞台に登場して、あきらめた感じで
「あ、そういうことね」
などと言っていて、

 私はさっきの計算ですっかりくたびれてしまって、早く帰りたいのだけど、まだ番組が続いていて、こまったな、トイレに行きたいな、

 と思って目がさめて、ほんとにトイレに行きたかった。

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