第96話

文字数 186文字

 今朝の短い夢。
 へその緒、という言葉が浮かび、同時にへその緒のイメージが浮かぶ。
 桐の箱に入って、まわりもぼんやりとソフトフォーカス。
 斜め上から見下ろしている感じ。

 桐の箱のふたが開き(私が開けるのではない)、へその緒が見える。でも、細い高麗人参のような物で、へその緒ではない。
 なのに私は、たしかにへその緒だなあと思っている。

 それだけ。

 何が、どうしたというのだ。

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