第63話
文字数 424文字
今朝の夢。
ミヤザキさんと私で映画を観に来ている。階段でずっと上り下りするような大きな映画館。スドウさんが出演する映画で、優待券をもらったらしい。
なのに、なんだかスポーツジムみたいにざわざわしてきゅうくつで、ひどく混んでいて、席にたどり着けない。スドウさんにも会えない。
あきらめて表に出ると、だだっ広いテニスコートまである。
あ、デンジロウさんがいる。
黙ってにこにこしているけど、あれはあきらかに私たちが出てくるのを待ってたな。映画はとばして、飲むのがメイン。まったくもう。いつものデンさん。
そうか、スポーツの映画だったんだ、『炎のランナー』みたいな。だからこんなスポーツ施設で上演したわけね。きゅうに私は納得してしまう。
そんな映画にスドウさんが出るなんてへんだということには気づかない。
とにかくいまは私たち三人とも、飲みに行きたくていそいそして、人工芝のテニスコートの横を足ばやに歩いていくのだけれど、
誰もいなくてみょうに明るい。
ミヤザキさんと私で映画を観に来ている。階段でずっと上り下りするような大きな映画館。スドウさんが出演する映画で、優待券をもらったらしい。
なのに、なんだかスポーツジムみたいにざわざわしてきゅうくつで、ひどく混んでいて、席にたどり着けない。スドウさんにも会えない。
あきらめて表に出ると、だだっ広いテニスコートまである。
あ、デンジロウさんがいる。
黙ってにこにこしているけど、あれはあきらかに私たちが出てくるのを待ってたな。映画はとばして、飲むのがメイン。まったくもう。いつものデンさん。
そうか、スポーツの映画だったんだ、『炎のランナー』みたいな。だからこんなスポーツ施設で上演したわけね。きゅうに私は納得してしまう。
そんな映画にスドウさんが出るなんてへんだということには気づかない。
とにかくいまは私たち三人とも、飲みに行きたくていそいそして、人工芝のテニスコートの横を足ばやに歩いていくのだけれど、
誰もいなくてみょうに明るい。