第21話
文字数 309文字
夢でロシアものの芝居の稽古をしている。らしいのだけど、稽古なのに、本当に田舎の農家に住んでしまっている。
その家の持ち主のおじさんは(誰)、いい人なのだけれども酒びたりで、怪しいお薬も棚に置いている。
私たちは稽古が終わって引きあげるとき、窓辺に小さな草の鉢を、その草から麻薬が取れることを知っていながら、悩んだ末にそのまま置いてきて、
ミヤザキさんが、
あの草、こっそり捨てたほうがよかったんじゃない?
という顔をするから、私も後悔してふりかえったら、
そのおじさんが私たちを鉄砲でねらっていて、びっくりして走って逃げた。
怖かったけど、みんないっしょで、しかもロシアの服装で毛皮の帽子なんかかぶっていたから平気。
その家の持ち主のおじさんは(誰)、いい人なのだけれども酒びたりで、怪しいお薬も棚に置いている。
私たちは稽古が終わって引きあげるとき、窓辺に小さな草の鉢を、その草から麻薬が取れることを知っていながら、悩んだ末にそのまま置いてきて、
ミヤザキさんが、
あの草、こっそり捨てたほうがよかったんじゃない?
という顔をするから、私も後悔してふりかえったら、
そのおじさんが私たちを鉄砲でねらっていて、びっくりして走って逃げた。
怖かったけど、みんないっしょで、しかもロシアの服装で毛皮の帽子なんかかぶっていたから平気。