第17話

文字数 361文字

 今朝の夢。
 私たちは広い公園(飛鳥山公園に似てるけれどちがう)のまん中の、木が茂って小高くなっているところに、だんだんと集められているのでした。正確に言うと、私は着いていて、真澄さんや他の人たちは今から来るのでした。

 なぜかというと、私たちが猫だからで、
 (体はぜんぜん猫じゃないのにそう思っている、)
 いまから集会で、みんなでお泊まりしてごはんを食べて、何か演奏するらしいのでした。

 私はもう縞のパジャマに着替えて、土の上にしいたお布団にちゃんと入っているので、得意でした。

 つぎつぎとみんながバスや自転車で到着して、真澄さんはまだでしたが、目がさめる直前に鳴っていた曲が「シング・シング・シング」だったので、たぶんそれをみんなで演奏するはずだったのでしょう。

 でも私だけ楽器がありませんでした。
 歌担当だったのかな?

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