三月といえば

文字数 443文字

 三月と言えば、ひな祭りと、学生にとって必ず迎える卒業式が浮かぶ。
 しかし、昨今の中学三年生はどうにも感傷に浸る暇もないようで。
 卒業式の翌日、高校入試が控えているなんてことも多いらしく、卒業式を早く終わらせて受験勉強に勤しみたい人もいるだろう。
 というなんとも残酷な現実が待ち受けている。

 大人にとって三月といえば、年度の切り替えや、暦上では春だよなという印象だ。
 あとは、年代問わず症状に悩まされる人も多い花粉が多く飛んでいる時期でもある。
 三月と聞いて、花粉に恐怖を覚える人の方が圧倒的だろう。
 ドラッグストアに行っても耳鼻科関連の薬の特設コーナーが展開されているわ、耳鼻科に薬を処方してもらおうと特にこの時期は混むのも毎年恒例。
 職場の人も花粉症対策に、薬だったり、緩和する食べ物を積極的に摂ったりとなんとも忙しない。
 あいにくと私は花粉症ではないので、この辛さは全くない。
 花粉症の人がつらくならないように、あまり花粉が飛びませんようにと願うことくらいしかできないのが残念だ。
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