時の記念日

　本日は、日本に初めて時計が設置され動き始めた日にちなんで制定された時の記念日だそうだ。
　普段はあまり強くは意識していない『時間』というものを少しだけ考える日にしてみよう。

　時間は人間社会の中にあまりにも当たり前に存在していて、いったいいつからあったのかなどと思考を巡らせることなどほとんどない。
　一般的には、電車に乗車したり仕事をする人にとっては、時間とは追われるものという認識が強いだろう。
　時間は苦しめるもの、見たくないもの、認識したくないものと、マイナスなイメージを持ちがちだ。
　だからこそ、逆に時間に縛られない自由を求める。
　けれど、この地球に生きて存在する以上、逃げることはできないものの一つがこの『時間』だ。
　今日くらいは、これから過ぎていく時間との共存をどうするのか、あり方を見つめ直す日にしてみるのも面白いかもしれない。