2021年始めのあいさつ(2021-1-3)

文字数 763文字

 去年の9月からNOVEL DAYSでの活動を始めましたが、短い期間の間にも、たくさんの星とPVをありがとうござました。

 また個人サイトと掛け持ちでこちらを見てくださっているみなさんも、本当にありがとう。仕事の忙しさに押されて、個人サイトでは長い長い期間、更新がなかったこともあります。でも「続きが読みたいです」とメッセージをくれ、待ち続けてくれた人たちのおかげで、ここまで進めることができました。

 『アルス・マギカ』は全体の3分の1近くを書き終わったところです。2021年前半は引き続き全力で書き進めていきますので、応援をよろしくお願いします。

 『アルス・マギカ』より先に書き始めて、連載開始を待っているSF作品もあり、こちらは2021年の半ばあたりからスタート予定です。

 現在はちょっとずつ設定イラストを個人サイトに上げたりしていますが、『アルス・マギカ』とはまったく傾向の違う、アメリカン・テイストのSF小説です。

 私が小説を書く時には「人間であるというのは、どういうことなのか」という問いがいつも作品の核にあります。

 読んでくださっている方はご存知の通り、『アルス・マギカ』は今どき流行の「魔法ノベル」ではないです。魔術はチートのツールじゃないし、派手なバトル・アクションとかもなし。

 大きな知識と力を持ちながら、過去の迫害の歴史によって、現代では社会の見えないところで働く「魔術師」という存在。彼らの世界観や生き方が物語に織りこまれています。

 SF小説の方では「人間より優れた能力を持ちながら迫害される人間の変種」という設定を通して、同じ問いを追いかけていきます。

 もちろんどちらの物語でも、描かれていくのは私の大好きなキャラクターたちで、友情や仲間たちの存在はつねにそこにあり、幾つものラブ・ストーリーもあります。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

セレスティン

ホノルルで大学に通う。

動物、植物、あらゆる生き物と星が好き。ダイビングが趣味。

ルシアスとの出会いをきっかけに、世間で「魔術」と呼ばれているものを学ぶ道に導かれていく。

ルシアス

もと海軍の情報士官で、ニューヨークの白魔術教団のメンバー。

訳があって軍を退役し、教団を去ってホノルルに移り住んできた。

彼のまわりでは風が生き物のように不思議な振舞いをする。

テロン

海軍の特殊部隊出身で、もと白魔術教団のオフィサー。

ルシアスの友人で、アメリカ本土から彼を追いかけてきた。

マリー

山の上に隠棲し、植物を育てながら薬草やアルケミーの研究をしている女性。

以前はニューヨークでユング派の心理療法家をしていた。

鳥の羽に導かれてセレスティンと知りあう。


エステラ

ニューヨークに住む、白魔術教団のオフィサーで占星学者。

ルシアスとテロンと親しいが、強面のテロンに「俺もルシアスも頭が上がらない」と言わせる女性。

ガブリエル・ジレ

ニューヨークにある白魔術教団のメンバー。

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み