作品中に引用している詩や文章のソース(2021-2-21)

文字数 660文字


 ソースは英文が多く、とくに記載がない限り自分で翻訳しています。


「海の声」の章

ジャラルディン・ルミの詩編(タイトルなし)
Eva de Vitray-Meyerovitch著、Simone Fattal訳『Rumi and Sufism』から訳出。

ライナー・マリア・リルケの詩
富士川英郎訳『リルケ詩集』の「ベンヴェヌータに」から引用。

 

「アルケミストの庭」の章

チヌーク族の祈り
Elizabeth Roberts & Elias Amidon編『Earth Prayers』、Chinook Blessing Litanyから訳出。
チヌーク族はアメリカ西海岸北部の部族。

キオワ族の詩人の歌
Navarre Scott Momaday「The Delight Song of Tsoai-talee」から訳出。
キオワ族はアメリカの平原の部族の一つ。


「水」の章

Kore Kosmouからの引用
Internet Sacred Text Archive
The Wisdom of the Egyptians, V. HERMES TRISMEGISTUS, The Kore Kosmou or The Virgin of the Worldから訳出。
Kore Kosmou (The Virgin of the World)は「ヘルメティカ」と総称される一群の文献の一つ。ヘルメティカは古代エジプトの哲学をもとに、ヘレニズム時代に編纂された。編纂の中心地となったのはアレクサンドリアで、四大元素論や占星学の哲学的背景を含む。

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登場人物紹介

セレスティン

ホノルルで大学に通う。

動物、植物、あらゆる生き物と星が好き。ダイビングが趣味。

ルシアスとの出会いをきっかけに、世間で「魔術」と呼ばれているものを学ぶ道に導かれていく。

ルシアス

もと海軍の情報士官で、ニューヨークの白魔術教団のメンバー。

訳があって軍を退役し、教団を去ってホノルルに移り住んできた。

彼のまわりでは風が生き物のように不思議な振舞いをする。

テロン

海軍の特殊部隊出身で、もと白魔術教団のオフィサー。

ルシアスの友人で、アメリカ本土から彼を追いかけてきた。

マリー

山の上に隠棲し、植物を育てながら薬草やアルケミーの研究をしている女性。

以前はニューヨークでユング派の心理療法家をしていた。

鳥の羽に導かれてセレスティンと知りあう。


エステラ

ニューヨークに住む、白魔術教団のオフィサーで占星学者。

ルシアスとテロンと親しいが、強面のテロンに「俺もルシアスも頭が上がらない」と言わせる女性。

ガブリエル・ジレ

ニューヨークにある白魔術教団のメンバー。

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