第33話
文字数 2,406文字
焼き鳥串を食べながら、結露した瓶ドリンクをそのままラッパ飲みをする。
お行儀などは、今回は御愛嬌ということにしていた。
アルベルトね。
アルベルトは優遇されている。
マリアに回復して貰い放題。
序盤から弓がタダで手に入る。
魔術師か僧侶のどちらかを両親にすれば光の法術が使えて、しかも金を9999まで貯められる。
初期設定で左利きの設定だし、レフトハンドソードは彼の専用とも言えるね。
アルベルト、アイシャと周回すると、2週目でダークのイベントが始まらない。
つまり闇を見れないんだね。
頑張れば3周目でシェラハ神殿解禁だから、イベント詰め込みという視点で見れば、まあいいか。
問題は、サルーインの封印という点ね。
ナイティ=えっち
という視点で見ると、シフとの出会いのきっかけとも取れる。
まさに順風満帆。
そしてアルベルトにハルベルトを持たせるという事を毎回行っていたが、技の3個目がクリティカルの技。
これで何度助けられたか分からない。
シリウスは言われた通りにビールを注文し、つまみの追加も頼んだ。
スクナヒコナはご機嫌そうにつまみを食べていく。
スクナヒコナはそういうと、キンキンに冷えたビールを飲み干して去っていった。
彼の後ろ姿を見送り、シールックはため息を吐く。
ミンサガのシフは最強だ。
バルハルマラソンを行う為に初回メンバーとしてシフは外せない。
しかも龍の目のイベントがある。
防御力もアクセサリーとして申し分なく、状態異常全防御という素晴らしい性能だ。
開発群は、1人クリアで真サル撃破はシフしか出来ないだろうと予想していたくらいだ。
体術性能も高いし。
Lで前に出る。
Rで後ろに下がる。
パーティには、槍か弓を必ず入れておく。
戦闘中に水の基本術を使うとHP 全快。
スターソード永久装備。
メルビルで買えればラッキー。
光ノーコスト、前衛で上げ放題。
たまに作り直し。
しかも売値が1金なのでジュエル調整でお得。
つまみの皿は、いつしか空になっていた。