第28話
文字数 2,167文字
やがて立ち上がった三人は、UFOキャッチャーの視察を再度行う事にした。
たあ坊の賢人訓は大好きだった。
しかしたあ坊は知的障害者を思わせるとして発禁になった。
失礼極まりない話でね。
そのノリで、個人的ぐでたま訓の趣味を詰め込んだ、一切の妥協を許さない冊子などがあれば買うかなと。
ぐでたま名ショットさ。
ぐでたまは声優にも違いがあって。
ボイチェンだけど、それでも分かる程の。
それで、良い方の声の人が出なくなって、それでぐでたまの良さが失われてしまった。
それすら気付けないサンリオには失望している。
クレーンゲーム内に置かれたポチャッコのぬいぐるみを、シールックは苦々しげに見つめた。