第46話
文字数 2,654文字
女性の醜聞に喜ぶのは程々にした方がいいよ。
男性だって数限りなく醜聞はある。
この辺の自覚を持てないと、いつまで経ってもブッチャーの手下のままだ。
里見くん化するし、何も気付けぬまま女性で失敗する。
ディバインの何かが降りて来ない。
その頃はシリウスは男性で。
それから関係を続けて来たが、解脱を続けて関係が終わった。
その度に亞魂昇華してきたので、本体の中の本体は処女のままだ。
そういうケースもあるので、一概に何とは言えない。
そうしないと、誰も幸せになれない。
ぼくの真魂には多くの霊魂が渦巻いていて、関係を持つたびに繋がった相手を追いかけて霊魂が抜けていった。
最奥の霊魂も、先日捕まった。
もう永遠に逃げられなくなったよ。
サンゴ海で海賊稼業に勤しむホークは、正義感が妙に先立つ海賊とは思えない性格をしていた。
ゲッコ族の中でも異常に礼儀正しく、ぎゃとか語尾に付けない紳士的なゲラ=ハを従えて日銭を稼いでいた。
ある日、ねぐらにしているパイレーツコーストにて集会があるとの事で、渋々駆り出される。
そこではボスヅラをし、何かといえばホークを目の敵にしているブッチャーがパイレーツコーストの支配を訴えていた。
当然ホークは反発するだろうと思われるが、実はここで分岐点が発生している。
反発 or 賛成
賛成の場合は、ブッチャーばんざいという。
ここでブッチャーばんざいというと決闘が逃れられるが、どう頑張ってもホークはブッチャーに嵌められてしまう。
ストーリー上はそのままアロン島のゴドンゴに逃げられるが、ゴドンゴに逃げ続けるとスーファミではレイディバグという致命的なバグが発生してしまう。
これはホークの実質的な死を意味する。
ウェィプに行ければ正解。
何度もゴドンゴに入ろうとすると、後ろ髪を引かれる思いであるという現れとなり失敗となる。
執着が身を滅ぼすという例。
帝国に殺されるか、ブッチャーにリンチされ殺されるか、良くて奴隷。
パイレーツコーストは毒でしかない場所の揶揄。