第2話
文字数 2,025文字
書いている人は長男妊娠中に多幸感に包まれる事があったけど、それは胎児が母を慕って一緒にいることを喜んでいるという現れだった。
そこで、たまにぽつりぽつりと声掛けをする。
音楽とか無理に聴かせる必要もなくて。
こういう事を書き出すと、スピリチュアル界隈全体から嫉妬されるんだ。
ちゃんと世界を見抜く胆力もない癖に、発信欲にかられて糾弾してくる。
嫌になったよ。
持ってけバカヤローしているのはそれもある。
腹立つけど。
いや、信用は何よりの宝だし価値のあるものだろう。
少しでも信頼に欠けるような行動を取ると、損をするのは自分だ。
ぼくは損をしたくない一心で出来るだけ誠実でいようと努力しているだけだ。
たまにふざけるけどさ。
お茶は冷めきっていた。