第24話
文字数 2,068文字
とうらぶか。
クレーン？
絶対にやらないぞ。
やらない。
やはり一期一振が推しなのか？
そう簡単に推しを変えないよ。
ぬいにするとグロい。
誰ならいい？
三日月は？
なんかいやらしい。
服も脱がされて。
なんの恨みがあって、と思ったよ。
もうね。
やりたくない。
強いし。
加州清光辺りにしとけば良かったのに。
先に言ってくれ、そういうのは。
何かあった？
しかし最初の五振りを前面に押し出せばもっと売れたんじゃないかと思うんだよな。
そしてキャラの掘り下げな。
やっぱり？
誰でも知っている定番メンバーが、めっちゃ仲良しに振る舞う。
そういうのが女ヲタの好む傾向だし、萌えるし面白いんだよ。
セーラームーンを見ろよ。
キャラまとめ売りだからあんなにウケた。
売り方が下手すぎる。
艦これコピだし。
修羅ゲなので。
国広と長義が並んでイベントに乗り込む。
真面目に戦っている国広に、突然斬りかかる長義。
国広「何すんだよ！」
長義「別に……ﾆﾔﾆﾔ」
みたいなのがいいんだよな。
ニヨニヨ。
やはり、これが萌え。
清光「お前は本当に粗野だ」
吉行「お前はアヒルっていうか」
清光「アヒル？まさか、ニヒルでは？」
吉行「えっ」
みたいな。
ネタがすぐに思い浮かばない。
あとは藤四郎たちがワッチャワッチャと。
頻繁に出るし。
厚はな。
ドンタコスったらドンタコスを永遠にリピするキャラだよ。
白隠禅師なんだろう？
普通に面白いキャラ。
三日月「良い月ですね」
大典太「うむ……。月と言えば」
三日月「何？」
大典太「いや。三明？」
三日月「え？雅楽？」
ちょっと難しいが。
クスッと来た。
博識なのか。
三日月は化粧してるし、女みたいな見た目だから役者かな？と言っている。
あと、日と月を合わせて明に。
まるで女を見ていない。
ただ面白いことはないか考えている。
江戸時代はこういうので大衆は笑ったんだな。
オレンジチャクラに慣れすぎたっていうか。
まだ笑いのヒットという概念にすら届いていないんだから。
個人的な感覚。
狙っても駄目だし。
バットを振って、たまたま当たればラッキーとかそういうもんなんだよ。
寺子屋の先生をしている。
同僚に鬼龍院先生がいる。
まさか、金爆？
めっちゃ良い人だったよ。
芸能人だから身近と言う訳ではないけど、わりと近いっていうか。
よくきみもそんな話をするねえ。
お金取れるぞ。
何度も書いているけど、霊媒中は常に疑いの念を抱くように仕向けられるので、確証を持って言えない。
そんな弱い意志で金儲けなんてしちゃいけないんだよ。
しかし鬼龍院先生は芸能人だし、多少はね。
そんなチャランポランな人じゃなさそうだけど。
どうやって。
無理だ。
いつかふれあいたい！
とか、悪魔教を疑われるだろうし。
意外と身近だよな。
まあね。
精々、寺子屋で働いてみたい、みたいな？
そうでないと、とても霊媒なんて出来ないさ。
すぐに見破られるから。
関わり合いがない。
しかし、どう考えてもみんなで授業の途中で窓拭きダンスをするだろう。
そう思わないか？
そうでないと寂しいって。
