第7話

文字数 2,070文字

ゲームの話ばかりしているが、嬉しい。

中々こういう話が出来なくて。

だよね。

2chで語ろうにも、なんか違うってなるし。

わかりみ。
過疎は寂しい。

ポケモンよりデジモンとか言われるし。

デジモン、観てなかった。

Butterflyのネタにピンと来なくて。

木村カエラだろってなってる。

わかりみ過ぎる。

木村カエラだよな。

マイナーが集まる感じ。
コア過ぎるんだよな。

SSは面白かった。

ポケモンで秀逸なのがあって。

なんか、逃がしたポケモンが野生なのに懐いてくるやつ。

ああ。

卵を孵化させまくって、厳選漏れしたのがってね。

それを書いたのはぼくだ。

マジか!

神すぎたぞ!

たまたま思いついた。

たまごBOXの中の大量のたまごを見ながら。

可哀想だなって。

たまごBOX。

分かるよ。

なんて気が合うんだ。

大量に並べ立てる。

まさか見てたとはね。

わりと縁があるかもね。

めっちゃ笑ったが。
可哀想とか言いながら、色違いだけ取っておくんだから、人の事は言えない。
たまごで色違いを?
黄色のガーディだけ。
ガーディ?!

いいなあ。

可愛いと思って、ウィンディを預けてボコボコ産ませただけだ。
分かるけど、お前さ。

なんでそんなおもろいんだよ!

おもろいかなあ?

分からんけど。

色々実験してさ。

経験を増やしているだけだよ。

言い方が。
話し方ってあるよな。

シュールを狙っているんか。

笑いのツボがシュール系だったんで、密かに練習をしただけ。
自分のこと、つまらない人間だと思い込んでいたらしい。

そんな事ないのに。

いや、若い頃はさ。

なんかダメダメで。

ひたすら耐えの構えだったよ。

いきなりはおもろくなれないか。

分かった。

研究しよう。

自己啓発だよ。

それしかない。

ぼくは昔、本屋にあしげく通っていたが、自己啓発本のコーナーでタイトル出落ちを見て回って、それで認識を養ったのもある。

タイトル出落ち?!

なんだそれは。

見りゃ大体想像がつくだろう。

やたらと目を引くように、長ったらしいタイトルで中身を説明しているやつな。

それだけ見たら、あとは適当に起承転結を予想して、こんな感じだろうと考える。

それだけでお腹いっぱいだよ。

つかないよ!

どんな頭だ!

幾つの時だ!

20代。

中盤かなあ。

嘘だろ?

そんな事が。

いやね。

カラマーゾフの兄弟とかは分からんけど。

これだってネタバレあらすじを読むと、ただ筋肉質の脳筋兄弟が肩を揺らして歩き回っている、それだけの話としか思えなくて。

初めての視点だ!

頼む!

色々解説してくれ!

例えば?
この間読んだ、世紀末の話!

なんだっけ!

分からんけど、殆どが男女の縺れでワイキャイ騒ぐだけのものだと思うよ。

男女交際系は、大体中身がなくて。

自棄になるか、謎の団結でくっつくか、イベントで盛り上がってその場だけの幸福感を得るも実はお先真っ暗系かのどれかだよ。

……それだけ?

それだけの話だったの?

話の筋と作者の言いたい事は、大体結びつかない。

学生の時にそう教わった。

宮沢賢治の紫根染めについて。


リンクで青空文庫を読んでくれ。


盛岡で村興しの為に紫根染めを復活させようという試みがあって、紫根染めについて詳しいと噂の山男を呼んで話を聞くことにした。

そこで色々情報が飛び交うんだけど、それは村人の山男への偏見の描写でしかなくて。

結局、紫根染めについてのショボい情報を聞き出すだけに終わった。


たったこれだけなのに、物凄く大変な事のように書かれていてね。


この話は、文明開化後の華やかな世界になっても人間の気質はそう簡単には変わらんという皮肉だよ。


それを読み取るのが、国語力というもので。

話の筋を正確に読み取るのは難しい、というものさ。

なんということだ。

感動した。

この心が、ヌースで言う核質を読む、という事になるんだ。
色んな情報は付帯質か。

惑わされる。

そもそも、宮沢賢治というネームバリューで惑わされる。

ツクヨミが好きそうな話。
ツクヨミってこういう感じなのか。
国語教師なので。
そりゃ、話が合うわ。

びっくりしたよ。

まあな。

そのくらいは。

アステロイドが妙にエロいのはそういう事だったんだな!
あの程度で。

直接的過ぎるぞ。

直接的か。

そうかも。

何?
没にした話はもっとエロかったけど。

しかし、想像力を掻き立てる糸口との接触は現実の性行為よりも強力な欲情効果を生み出す事が分かった。

これはイデアを見る行為に近い。

どこまでも理想に近付くから、得られる性感も質が良くなるんだな。

もっとエロい?

まさか……。

それでR15?

成人向けはもう書かない。

虚しくなるから。

虚しくなるか。

そうか。

破瓜の血と精液が混じって桃色の、とかもう飽き飽きなんだよ。

見たくもないの。

分かる?

分からん。

何故だ……。

破瓜の血なんて良いもんじゃないし。

飽きるだろう。

攻撃性の現れだし、同じ表現ばかり。

つまらん。

分からん。
分からないよなあ。

なんでそういう事を言えるんだ。

枯れているのか。

そうだよ。

シニアだよ。

……本当に分からん。
鉄がある内は幸せだよな。

大事にしておくべきかもね。

鉄……。

地の内面性?

そこで土がでてくるのか。

面白い視点。

シリウスの方が面白いけど。
パフェの器は、すっかり空っぽになっていた。
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登場人物紹介

シールック

シリウス

アクルックス

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スクナヒコナ

ミゾレ

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