第26話 「見せる復興」を見るタイミング

文字数 399文字

2019年10月31日の悪夢は記憶に新しい



たまたま訪沖していた友人が買ってくれた琉球新報

内地の人間が言う「ツラい」や「哀しい」と
沖縄の人の痛みが違うのは理解しているけど
今、記事を見ても哀しい

だから
いつまでも火災を文字にできると思えなかった
のに「見せる復興」の動画を見ていて感動すら覚えた

2022年にやっと見に行くことができた時には
まだ、瓦礫が並べられていて遺構を眺めていた

ところが
2024年の動画を見ると完成してからでは見れない
正殿の屋根瓦部分を間近で見ることができるらしい

首里城公園に問い合わせてみると
正殿をすっぽりと覆っている素屋根は
2025事務年度には解体されるって

だから
今年が見るタイミングじゃないかな?
せっかく「見せる」って言ってくれてるのだから
完成が待ち遠しいけど、完成したらもう見れないよ

まだ
お金は溜まってないけれど
新聞片手に妻に話そう

「今、首里城は期間限定だよ」  これは効くはず!

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