第79話 上手くならない三線の話

文字数 492文字

チェロの音色は「無意識下に癒しを働きかける」と言われるようですが
これはチェロの音色が限りなく人の声の波長に近いことが原因だそうです。

 では、私をこんなに癒す三線も「人の声に近い?」
とは思いませんが、三線の音を聞くと癒されてしまいます
響きの向こうに”沖縄”を感じてしまいます
街を歩いていても、三線の音が聞こえると近づいてしまいます。

ん!そうすると
「単なる沖縄好きだから三線に心惹かれる」
って結論になってしまいますね。そうかも知れません。

定価4万円の三線を入手してから、随分経ちます
三線は「弾けば弾いた分だけ上手くなる」らしく
毎日、練習すれば
すぐに”安里谷ゆんた”をそれなりに弾くことができます
更に、練習を続ければ
音が耳に馴染み、指が弦に馴染むよういなり
自然に琉球音階を奏でることもできるらしいのですが
家に”ある”だけでは一向に上達しません。

もう何年も”ある”だけですから上達しません
ええ、

ので仕方ありません。

それでも、ときどき弾き語りなどしますと、いい気分になれます
自分で弾いて、唄って、癒されるのであれば
沖縄好きには”お得感”のある楽器といえるでしょう。
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