第1話 飛べ!ヤンバルクイナ号

文字数 190文字

 本島最北端の辺戸岬の南方向に、僕が言う「ヤンバルクイナ展望台」がある。

 リアルに作られた外観は、現実を矛盾させる柔らかさまで感じる事ができる。
 足の表面のボコボコはヤンバルクイナの足そのものだ。
 もちろん、触った事はないけど。

 この精緻さは、絶対飛ばせるつもりで作ったのだと思う。
 完成させた作業員は叫んだに違いない!

 『



 あ!
 ヤンバルクイナは飛ばん!
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