第55話 パイナップルでデロデロは時を超える

文字数 519文字

もう20年以上も前に
名護市のパイン園に家族旅行した時の話

当時、小学校2年生の二男が
パインの試食を勧められるまま
ひと口 ・・・ パクッ

余り「好き」ではないと思っていた親の思いに反して
「甘いぃ」なんて言うから
試食のお姉さんが喜んで次々に差し出す
パクッ!
僕は酸味が苦手でひとつで十分だったけど
パクッ!
息子の食べたパインは本当に甘かったみたいで
パクッ!

「美味しいぃぃぃ」を連呼するものだから
お姉さんも他に持って行かないで息子に勧めてしまう
(店内はガラガラではあったけれど・・)


 


 



という、注意点は
息子が痛さで泣きそうになってから知った

相当痛かったらしく、20年以上経った今も
パイナップルへの警戒心は薄れていないと話している

ところが
2年前に息子家族と沖縄に行った時の事

「ああああ、なんか舌が痛い」
見ると
小学校2年生の孫息子が
ホテルの朝食でパイナップルを食べすぎたようだ

息子が
「牛乳飲みな、ちょっとマシになるから」

(さすが、経験者は違うね!と思ったけど言わない)
息子が用意するより早く
孫に好かれるためにミルクを持って行く。
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