第65話 神様の指示だと言われると悩ましい

文字数 535文字

『突然!頭の中で声がして、指示された』
こんな、犯罪者の言い訳を聞くと
・頭がおかしいのか!
・責任逃れか!
・罪を正当化しようとしてる
なんて思ってしまいます。

・強い鬱で・・・
・殺されると思ったから・・・
精神疾患を装っていないか! なんて勘繰ってしまいます

『悪魔が囁いた』 なんて
過去には猟奇的な事件もあったように思います。

でも
以前、違う感想を抱いた沖縄の事件がありました
・有名な霊媒師が石棺を盗みだした事件
・斎場御嶽の香炉を盗んだ事件

どちらも、神様の声に従ったと言う弁明ですが
石棺は転売されずに
香炉も破壊されていない状態で見つかったので
盗んだ動機に、金銭や悪戯的な匂いを感じません。
[リスクを犯してまで、盗んでも仕方のないもの]
だと思うと、『神様の指示に従った』
と、いう言い訳にうなづいてしまいました
もちろん
「本当の神様かどうかは別にして」 です。

沖縄でなければ、もっと胡散臭い言い訳に聞こえるはずなんですが
沖縄だけに”神の声”が降りてくるのが理解できますし
”聞ける方”にすれば、啓示に逆らえるものではないでしょう。

日頃の鬱憤が ”聞こえたように錯覚” させる事もあるでしょうから
心の真実を解明するのは、難しいと思います
沖縄の”神様”絡みの事件は、単純に裁けないのでしょうね。

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