第5話 スナックのママ
文字数 206文字
『いや、それ絶対違うって』
寄った僕のダミ声に
那覇のスナックで、オバーなママさんが
「なんでかねー、・・であるはずよ」
僕らと話す時は、うちなーグチなのに
かかってきた電話に出ると
「もしもし・・あ・・Ah,Hello」
流暢な英語で話し始めた
「アメリカーの常連さんだよ」
電話を切って、うちなーグチに戻るママ
中学以来の英語の苦手意識が
オバーなママさんに敬語を使わせた
『じゃ僕ら、そろそろ帰りますので、お勘定して下さい』
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