たまには馬鹿になれ!! ポンポン帝国様作

文字数 1,053文字

【あらすじ引用】
俺には好きな人がいる。
その人は聖女で、みんなに人気があって……。
それに比べて俺はただの一兵卒で、大した実力もない。戦果だってあげた事すらないんだぜ?
そんな悶々とした日々を変えてくれたのが俺の昔からの悪友だ。
「お前よ、真面目なのはわかるけど、たまには馬鹿にならなきゃ手に入れたいもんは手に入らないんだぜ?」
その言葉は俺にとって、脳天直撃セ○サターンだった! わからなかったらごめんね。
そんな事で一兵卒でしかない俺の聖女へのラブコールがここに始まるのだった!

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと)
好きな人がいる主人公。彼は友人にそそのかされ、なんだか無謀な作戦が繰り広げられようとしているのではないだろうか?

2 物語は(どのように始まっていくのか?)
真面目な主人公が、友人にある一言を告げられ衝撃を受けるところから始まっていく。
たまに真面目過ぎてアホであるという人を見かけるが、そんな感じの憎めない主人公である。

3 世界観について
ファンタジー世界だろうか?
王子が権力によって、主人公の想い人と無理矢理婚約。
権力については現実もファンタジー世界もあまり変わりがないのかも知れないが。
身分のある様な世界観である。

4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。
・主人公は真面目だったが、友人に言われたとおりにバカになる。
しかし、友人はそういう意味合いで馬鹿になれと言ったのではないのではないか?
・友人と主人公のやり取りが面白い。
・計画が凄すぎる
・前代未聞のわらしべ長者
・ズレているところが面白すぎる
・魔王さえ操るところが凄すぎる
・馬鹿になる、確かにそうなのだが戦略勝ちともいえる
・忍耐と自分を信じる心

5 お奨めしたい部分
人間やる気になれば何でもできる。それは戦略が物を言うのであって、力ではないとい事。
つまりは頭を使うということ。そしてどんな汚い手を使ったとしても、真心は必ず相手に伝わると感じた。
大切なのは諦めない心。自分を信じてバカになること。馬鹿になるとは必死になることなのではないかと思った。
笑ながら読める話であるにも関わらず、メッセージを感じる作品だなと感じた。

6 物語のその先を想像して
主人公ならどんなに時間がかかっても、必ず目的を達成するのではないかと感じた。
真面目を捨てた主人公はとても魅力的に感じる。ちょっと空気が読めなくて死にかけていたけれど。
恐らく、幸せになれるのではないかと思う。

あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか?
お奨めです。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み