グリーゼ581、聞こえますか?(感想)

文字数 729文字

星野谷千里 様作
【あらすじ引用】
天文学者の「俺」はついに念願の時を迎えた。
約20光年ほど離れた恒星系からの通信波をついに捉えたのだ。
SETI計画を下敷きにした短編フィクションをお楽しみ下さい。

なお、最後の落ちが勝負の(それしかない?)お話なので、結末を先に眺めないようにしてお楽しみ下さい。

【物語は】
主人公があるレストランにて、聞きたくない言葉を耳にしてしまうところから始まる。主人公は、宇宙人の存在を信じているが、信じている人は少ないようだ。それでも、いないとは言い切れないので、調べるのだろう。
そして、主人公にとって念願のその時は来たのだった。

【良いところ】
この物語は、自分がどの位置にいるかで変わって来る。いろいろ伏線はあるものの、どっちかなと考えさせられる点が良いところ。
読んで楽しむものであり、内容には触れない方が読者の為である。
(あれ?)
ネタバレになってしまうので、ここはこの辺で。

【物語のその先】
この物語の先を想像してみたい。
”約20光年ほど離れた恒星系からの通信波をついに捉えたのだ。”あらすじにある通り、捉えてしまったわけである。さて、ここでどうするか?

1 返信してみる。
それも良いと思う。通信して相手と意志の疎通ができるなら、仲良くなれるかも知れない。
2 とりあえず、相手の星へ行ってみる。
これはおススメしない。敵が攻めてきた!と戦争になりかねない。

だが、大抵2になる気がする。今まで映画をいろいろ見てきたが、何故かちゃんと通信せずに行きたがるのだ。宇宙に存在する生命とは好奇心の塊なのかもしれない。というわけで、自分なら1を選びます。
2を予想して置いて、1という。(ツッコまれそうだが)

面白いので、読まれてみてくださいね。
おススメです。
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