お姉ちゃん
文字数 511文字
佐藤英子
家に帰ると、姉はリビングでお酒を飲んでいた。今日は焼酎をソーダで割って、梅干しを潰したのを入れて飲んでいた。おつまみはいつもナッツ類だ。
「ねえお姉ちゃん。今日教会に直美先生が来たの」
「えっ、直美先生って、保育園の時の」
「そう。超綺麗だった」
「今何歳、ねえ写メある」
「43歳だって。写メあるよ」私はそう言って写メを見せた。
「きゃー、本当だ、直美先生だ。綺麗、ボンキュッボンの美魔女じゃん。胸でかっ。いいなー胸が大きいって。てか、なんで教会に来たの」
「直美先生、牧師になったからメッセージをしに来てくれたの」
「ボクシ!?あの直美先生が牧師?クリチャンだったの?」
「そうなんだって」
「もったいねー、あの美貌とスタイルがあったら、私はパトロンとか作って、いっぱい美味しい思いしちゃうのにな」
お姉ちゃんに、修三君とのことを話そうと思ったけれど、直感的にやめた方がいいと思った。
「あー焼酎うまっ、梅干しにソーダ最高。あんたもちょっとは酒くらい飲みなさいよ」お姉ちゃんは、最近毎日飲んでいる。だんだんおじさんくさくなってきたから、お酒はいつも断っている。それに私はお酒が体質的に合わない・
おしまい
家に帰ると、姉はリビングでお酒を飲んでいた。今日は焼酎をソーダで割って、梅干しを潰したのを入れて飲んでいた。おつまみはいつもナッツ類だ。
「ねえお姉ちゃん。今日教会に直美先生が来たの」
「えっ、直美先生って、保育園の時の」
「そう。超綺麗だった」
「今何歳、ねえ写メある」
「43歳だって。写メあるよ」私はそう言って写メを見せた。
「きゃー、本当だ、直美先生だ。綺麗、ボンキュッボンの美魔女じゃん。胸でかっ。いいなー胸が大きいって。てか、なんで教会に来たの」
「直美先生、牧師になったからメッセージをしに来てくれたの」
「ボクシ!?あの直美先生が牧師?クリチャンだったの?」
「そうなんだって」
「もったいねー、あの美貌とスタイルがあったら、私はパトロンとか作って、いっぱい美味しい思いしちゃうのにな」
お姉ちゃんに、修三君とのことを話そうと思ったけれど、直感的にやめた方がいいと思った。
「あー焼酎うまっ、梅干しにソーダ最高。あんたもちょっとは酒くらい飲みなさいよ」お姉ちゃんは、最近毎日飲んでいる。だんだんおじさんくさくなってきたから、お酒はいつも断っている。それに私はお酒が体質的に合わない・
おしまい