39歳 柳沢さん(女性)の相談 その2
文字数 320文字
39歳 柳沢さん(女性)の相談 その2
田原すみれ先生と柳沢さん
「笑っちゃうでしょ?よくさ、聞いたことあるでしょ。他人の話でさ」
「うん、」
「でもその時、馬鹿みたいだけど、」
「馬鹿みたいだけど?」
「ううん。高校の同窓会があってさ、高校時代一言も喋ったことがない子から告白されたの」
「すごい。素敵」
「ううん。でも、あの時ずっとファンでしたってね、なんかずっと好きだったら、嬉しいけれどそうだったのかと思えるけれど、ファンって言葉にときめいてしまったの」
「柳沢さん、いいのよ、泣いても。ごめんね、色々話させちゃって」
「うん、いいのよ。いいの」
「でも、ファンか。たしかに、キュンとしちゃうね。言われたことないなあ」
おしまい
田原すみれ先生と柳沢さん
「笑っちゃうでしょ?よくさ、聞いたことあるでしょ。他人の話でさ」
「うん、」
「でもその時、馬鹿みたいだけど、」
「馬鹿みたいだけど?」
「ううん。高校の同窓会があってさ、高校時代一言も喋ったことがない子から告白されたの」
「すごい。素敵」
「ううん。でも、あの時ずっとファンでしたってね、なんかずっと好きだったら、嬉しいけれどそうだったのかと思えるけれど、ファンって言葉にときめいてしまったの」
「柳沢さん、いいのよ、泣いても。ごめんね、色々話させちゃって」
「うん、いいのよ。いいの」
「でも、ファンか。たしかに、キュンとしちゃうね。言われたことないなあ」
おしまい