夏目おじいちゃんの唄 鍛高譚に梅干しを入れながら 

文字数 411文字

夏目おじいちゃんの唄 鍛高譚に梅干しを入れながら 

遊んだってもんじゃないよ!!

タバコも酒も、クスリもちょとだけやった

先のことなんてまるで考えちゃいなかった

とにかく女にモテた 

どれだけの女と愛し合ったか

最高に楽しかったよ

でも、たくさん傷つけてしまったんだ

ダメだね。才能が人生をダメしてしまうことがあるんだ

そんなこと、何でも手に入っているときは気づかないもんさ

失った時は、そりゃショックだったよ

でも、心も体も軽くなったんだ

今は毎日祈っているよ

そこらじゅうの学校に行って、若いこたちに、タバコや酒や、

その他の悪いものに手を出したらどんなことになるかっていう

ことを教えるんだ!!

一生懸命祈っているんだ

あっ、あとキリスト教はカレー味だから、腹が減ったらいつでも教会に

おいでって伝えるんだ

え、俺は作らねーよ、料理は

いつもスーパーのできもんだよ

おしまい
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登場人物紹介

篠崎修三・・・20歳で初めて出来た彼女がクリスチャンだった。

佐藤英子・・・修三の彼女。3年前にクリスチャンになった。ちなみに修三とは保育園の時の同級生

上田基一・・・修三と同じ大学で同級生の友達。両親がクリスチャンで、小学校に入る前から教会に通い14歳の時に洗礼を受けてクリスチャンとなる。高校に入ったころから、高校3年生あたりから教会生活やクリスチャンに疑問を抱くようになり、大学に入学してから間もなく教会を離れる。現在は彼女、飲み会など遊ぶことが楽しく、教会を離れて良かったと思っている。

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