不思議

文字数 331文字

「恵みの時に、私はあなたに答え、救いの日にあなたを助けた。わたしはあなたを見守り、あなたを民の契約とし、国を輿し、荒れ果てたゆずりの地を継がせよう。(イザヤ書49.8)

アップルパイの紅茶は、本当にアップルパイの味がして驚いた。
「私なんで、クリスチャンになったのかなって、自分でも不思議に思う」
「えっ?そんなことを思うの」意外だった。英子はクリスチャンで、クリスチャンは英子だと思っていたからだ。
「そういえば、英子って、洗礼受ける前までは、クリスチャンじゃなかったもんね。」
「そう、不思議だよね」その言葉を聞いて、自然に俺は彼女がいて、英子が彼女なんだって思った。
里奈ちゃんとの関係は、刹那的で、英子との関係は永遠を感じさせるものがある。

おしまい
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登場人物紹介

篠崎修三・・・20歳で初めて出来た彼女がクリスチャンだった。

佐藤英子・・・修三の彼女。3年前にクリスチャンになった。ちなみに修三とは保育園の時の同級生

上田基一・・・修三と同じ大学で同級生の友達。両親がクリスチャンで、小学校に入る前から教会に通い14歳の時に洗礼を受けてクリスチャンとなる。高校に入ったころから、高校3年生あたりから教会生活やクリスチャンに疑問を抱くようになり、大学に入学してから間もなく教会を離れる。現在は彼女、飲み会など遊ぶことが楽しく、教会を離れて良かったと思っている。

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