雅歌 里奈ちゃんが髪の毛をショートにしたversion

文字数 446文字

ソロモンの雅歌
あの方が私に口づけしてくださったらよいのに。あなたの愛はぶどう酒よりも快く、
あなたの香油のかおりはかぐわしく、あなたの名は注がれる香油のよう。それで、おとめらはあなたを愛しています。雅歌1:1~3

バイトの面接に合格した日の夕方17時から里奈ちゃんと調布駅で会う約束をしていた。
バイーン!!調布駅の改札で里奈ちゃんは、俺より早くいた。いつも通り、胸が大きかった。また、里奈ちゃんは髪の毛を短くしていた。
「里奈ちゃん、バッサリいったね」俺はそう言って、自分の頭の上で、右手で髪の毛をチョキチョキする真似をした。
「良かった、気づいてくれて。修三ってそういうの気づきそうになかったから」
「えっへん」俺は馬鹿なセリフをはいてから、ガッツポーズをして、
「よく似合っている。てか、可愛いよ」俺は本当にそう思った。
「いやだ、修三今日どうしたの」
「内緒っす」
「何々気になる、何内緒って」里奈ちゃんの表情を見ていると、好きになりそうになっている自分に気が付いた。

おしまい
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登場人物紹介

篠崎修三・・・20歳で初めて出来た彼女がクリスチャンだった。

佐藤英子・・・修三の彼女。3年前にクリスチャンになった。ちなみに修三とは保育園の時の同級生

上田基一・・・修三と同じ大学で同級生の友達。両親がクリスチャンで、小学校に入る前から教会に通い14歳の時に洗礼を受けてクリスチャンとなる。高校に入ったころから、高校3年生あたりから教会生活やクリスチャンに疑問を抱くようになり、大学に入学してから間もなく教会を離れる。現在は彼女、飲み会など遊ぶことが楽しく、教会を離れて良かったと思っている。

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