なぜすぐ付き合う?
文字数 946文字
子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、 行ないと真実をもって愛そうではありませんか。
(ヨハネの第一:3・18)
今日は、18時から上田と三奈ちゃんと里奈ちゃん4人で、調布駅で待ち合わせをして、飲みに行く日だった。
俺が15分遅れて調布駅に、着いたら、上田はおせーよってって言って、三奈ちゃんは俺には興味がないから優しく微笑んでくれて、里奈ちゃんはバイーンいう音をならして、いつものように胸が大きくて、俺にあとで何かいいたそうな顔をして、怒っているような顔をしていた。でも、怒ってくれることは、俺に興味は証拠のように感じた。今日の飲みは楽しみだ、英子以外の女の子と遊んでも、英子には罪悪感を感じないほど、麻痺してきた。いや、これが普通なんじゃないかって思った。
「俺さ、三奈と付き合うことにしたんだ。」三奈ちゃんは恥ずかしそうにしていて、
「嘘、マジ、早くねー」俺は本当に驚いた。上田の彼女は二人になった。上田の最初に彼女がそれを知ったら、どう思うだろ、なんだか一瞬哀しくなった。
「荒木さんは、明美と付き合ったみたいよ」里奈ちゃんは何の感情がないような声で言った。さすが、合コンの神様、すごいって思った。
「次は修三と里奈ちゃんかな」上田は俺をおちょくっているような声でいったから、マジムカついた。
「二人で結構遊んだりしているんでしょ。」三奈ちゃんがそう言うと、
「うん」俺は何故か俯いてそう言った。三奈ちゃんは、続けた。
「里奈ね、結構遊んでいて、日焼けしているような遊び人みたいな人から超もてるんだよ。そういう人とばか会っているから、修三君のような人に惹かれたんだと思う。」俺は元々がつがついけないからだけなのだ。つまり自信がないのだ。チビで髪の毛が薄くて、いいところなし。
「でも、この前、私がベンチで横によりかかって、同時に私の胸もよりかかっていて、少し胸が修三の左腕にあたっているんだけど、お地蔵様のように動かないの。なんか発展しないんだよね、修三とは。それとも私のことが嫌いかも」俺はてっきりお地蔵様のように動かないことは俺だけが知っていると思ったから面食らった。なんて発言していいかわからなかったから、色々考えてみた。答えは出なかった。
おしまい
(ヨハネの第一:3・18)
今日は、18時から上田と三奈ちゃんと里奈ちゃん4人で、調布駅で待ち合わせをして、飲みに行く日だった。
俺が15分遅れて調布駅に、着いたら、上田はおせーよってって言って、三奈ちゃんは俺には興味がないから優しく微笑んでくれて、里奈ちゃんはバイーンいう音をならして、いつものように胸が大きくて、俺にあとで何かいいたそうな顔をして、怒っているような顔をしていた。でも、怒ってくれることは、俺に興味は証拠のように感じた。今日の飲みは楽しみだ、英子以外の女の子と遊んでも、英子には罪悪感を感じないほど、麻痺してきた。いや、これが普通なんじゃないかって思った。
「俺さ、三奈と付き合うことにしたんだ。」三奈ちゃんは恥ずかしそうにしていて、
「嘘、マジ、早くねー」俺は本当に驚いた。上田の彼女は二人になった。上田の最初に彼女がそれを知ったら、どう思うだろ、なんだか一瞬哀しくなった。
「荒木さんは、明美と付き合ったみたいよ」里奈ちゃんは何の感情がないような声で言った。さすが、合コンの神様、すごいって思った。
「次は修三と里奈ちゃんかな」上田は俺をおちょくっているような声でいったから、マジムカついた。
「二人で結構遊んだりしているんでしょ。」三奈ちゃんがそう言うと、
「うん」俺は何故か俯いてそう言った。三奈ちゃんは、続けた。
「里奈ね、結構遊んでいて、日焼けしているような遊び人みたいな人から超もてるんだよ。そういう人とばか会っているから、修三君のような人に惹かれたんだと思う。」俺は元々がつがついけないからだけなのだ。つまり自信がないのだ。チビで髪の毛が薄くて、いいところなし。
「でも、この前、私がベンチで横によりかかって、同時に私の胸もよりかかっていて、少し胸が修三の左腕にあたっているんだけど、お地蔵様のように動かないの。なんか発展しないんだよね、修三とは。それとも私のことが嫌いかも」俺はてっきりお地蔵様のように動かないことは俺だけが知っていると思ったから面食らった。なんて発言していいかわからなかったから、色々考えてみた。答えは出なかった。
おしまい