抱き合う
文字数 470文字
「私、実はもういっぱいいっぱいだよ。祈りが叶って、修三君と付き合って、修三君は、なんだか最近あぶなっかしいし、祈りが叶えられたから、こういう状態になっているかもしれないと思うと、祈るのが怖いし」
英子は、僕にその話をしたかったんだ。
「あぶなっかしいのは、ごめん。でも、上田と遊んだりとか、女の子と会っているわけじゃないから、安心して。でも、英子と違って、性的な欲は我慢の限界かな」俺は思いっきり嘘を並べて、笑顔をつくった。
「じゃあ、キスする?」英子の目は、潤んでいて、すこしだけ怯えていた。
「ハグだけさせて」そういうと、僕らは抱き合った。英子だって、自分から僕に寄ってきて、僕も英子に近づいて。里奈ちゃんとキスをしなかったら、絶対キスをしていたと思う。小さいと思っていた、英子の胸が当たって、それは柔らかくて、興奮した。ありがとう、理名ちゃん。
「好き」英子はそう言って、僕の胸に顔をうずめた。僕らはほおずりをし合って、お互いももとの距離に戻った。
電柱には、カラスが2匹いて、空はカラスと対照的に、青くて、明るかった。
おしまい
英子は、僕にその話をしたかったんだ。
「あぶなっかしいのは、ごめん。でも、上田と遊んだりとか、女の子と会っているわけじゃないから、安心して。でも、英子と違って、性的な欲は我慢の限界かな」俺は思いっきり嘘を並べて、笑顔をつくった。
「じゃあ、キスする?」英子の目は、潤んでいて、すこしだけ怯えていた。
「ハグだけさせて」そういうと、僕らは抱き合った。英子だって、自分から僕に寄ってきて、僕も英子に近づいて。里奈ちゃんとキスをしなかったら、絶対キスをしていたと思う。小さいと思っていた、英子の胸が当たって、それは柔らかくて、興奮した。ありがとう、理名ちゃん。
「好き」英子はそう言って、僕の胸に顔をうずめた。僕らはほおずりをし合って、お互いももとの距離に戻った。
電柱には、カラスが2匹いて、空はカラスと対照的に、青くて、明るかった。
おしまい