合コンの神様との対話その2
文字数 763文字
合コンの神様との対話その2
「だろ?」
「だろって、当たり前ですよ」合コンの神様、大丈夫かなって思った。
「そうだよな。お前は結婚したいのが、その英子ちゃんで、彼女でたくさん遊びたいのが、里奈ちゃんって名前だっけ」
「はい、そうです」
「そういうことになるよね。で、何が悪いって、世間の物差しで悪いって言っているだけで、本人同士がOKならいいんじゃないかな」
「たしかに」
「だろ。さっきから聞いていると、英子ちゃんという女の娘は、修三君が他の女の娘と遊ぶのはよく思わない。でも、里奈ちゃんって娘は、君に彼女がいても大丈夫なんだよね、極論」
「はい、そうですね」
「そうしたら簡単じゃないか。英子ちゃんには言わない。里奈ちゃんには付き合おうって言って、恋愛と遊びを楽しむ」
「英子にばれたらどうしよう」
「そんなの簡単さ。人生の一番遊びたい盛りに、同じ信者でもないのに、キスすら我慢して、今まで付き合ってきたんだ。それは、普通の男の子なら異常かつすごいことなんだ。そんな時に可愛くて、普通の価値観を持った女の娘と仲良くなって、好意を持たれた。それでキスをした。普通じゃないか。キスで止まっている自体、すごい禁欲マンじゃないか。もちろん、愛情はキスやエッチだけではない、けれど、ひとつの物差し、これからの関係の相性を確かめることになる。なのに、なぜそこだけで我慢して、その他は軽視されろんだ。俺、おかしいこと言っている?」
「全然、仰る通りだと思います」
「でもね、英子ちゃんには英子ちゃんの価値化がある。それを尊重している君は素敵だ。また、里奈ちゃんには里奈ちゃんの価値観がある。それはそれでその娘の求めることを最大限満たしてあげようよ」
「そうですね、さすが荒木さん」俺は納得しすぎてへとへとになってしまった。
おしまい
「だろ?」
「だろって、当たり前ですよ」合コンの神様、大丈夫かなって思った。
「そうだよな。お前は結婚したいのが、その英子ちゃんで、彼女でたくさん遊びたいのが、里奈ちゃんって名前だっけ」
「はい、そうです」
「そういうことになるよね。で、何が悪いって、世間の物差しで悪いって言っているだけで、本人同士がOKならいいんじゃないかな」
「たしかに」
「だろ。さっきから聞いていると、英子ちゃんという女の娘は、修三君が他の女の娘と遊ぶのはよく思わない。でも、里奈ちゃんって娘は、君に彼女がいても大丈夫なんだよね、極論」
「はい、そうですね」
「そうしたら簡単じゃないか。英子ちゃんには言わない。里奈ちゃんには付き合おうって言って、恋愛と遊びを楽しむ」
「英子にばれたらどうしよう」
「そんなの簡単さ。人生の一番遊びたい盛りに、同じ信者でもないのに、キスすら我慢して、今まで付き合ってきたんだ。それは、普通の男の子なら異常かつすごいことなんだ。そんな時に可愛くて、普通の価値観を持った女の娘と仲良くなって、好意を持たれた。それでキスをした。普通じゃないか。キスで止まっている自体、すごい禁欲マンじゃないか。もちろん、愛情はキスやエッチだけではない、けれど、ひとつの物差し、これからの関係の相性を確かめることになる。なのに、なぜそこだけで我慢して、その他は軽視されろんだ。俺、おかしいこと言っている?」
「全然、仰る通りだと思います」
「でもね、英子ちゃんには英子ちゃんの価値化がある。それを尊重している君は素敵だ。また、里奈ちゃんには里奈ちゃんの価値観がある。それはそれでその娘の求めることを最大限満たしてあげようよ」
「そうですね、さすが荒木さん」俺は納得しすぎてへとへとになってしまった。
おしまい