バイトでもすっか
文字数 282文字
バイトでもすっか
「はあー」今日は上田と昼から安いコーヒー屋で会うことにした。
「はあー」
タバコから、「はー」って煙の文字が出ているぞ。
「はあー」
「お前俺の話を聞いているのかよ」
「あー、聞いている。でも疲労が半端ねー。あと、金がない」
「俺もだよ。もう二十歳だし、バイトしよっかな。お前、今残金いくらある?」
「俺、180円。はあーマジねーよ。英子と結婚してひもになりてーよ」
「おう買った、俺240円」上田が言うと、俺たちは肩を落とし、珍しく上田もため息をついていた。
「修三、俺らバイトでもすっか」上田は、そう言ってから急に目を輝かした。
おしまい
「はあー」今日は上田と昼から安いコーヒー屋で会うことにした。
「はあー」
タバコから、「はー」って煙の文字が出ているぞ。
「はあー」
「お前俺の話を聞いているのかよ」
「あー、聞いている。でも疲労が半端ねー。あと、金がない」
「俺もだよ。もう二十歳だし、バイトしよっかな。お前、今残金いくらある?」
「俺、180円。はあーマジねーよ。英子と結婚してひもになりてーよ」
「おう買った、俺240円」上田が言うと、俺たちは肩を落とし、珍しく上田もため息をついていた。
「修三、俺らバイトでもすっか」上田は、そう言ってから急に目を輝かした。
おしまい