第96話 ジェイコブの能力
文字数 3,155文字
魔女達が武器で戦いあっている状況でジェイコブは墓地の外れに向かって歩いていたのである。
そして、その墓地の外れに辿り着いた時である。
そこには岩盤の穴の中に気絶しているロシェルと上から彼女を見下ろしていた女性がいたのだ。
「ロシェルさんを倒したんですね……」
そう言ってジェイコブが話しかけたのはベスだった。彼女はジェイコブに背を向けて立っていたのだ。
「ええ、そうです……。けど、私が勝てたのは紙一重の差でした……」
そんなベスにジェイコブは感心した笑みを浮かべて言ったのである。
「彼女を倒すとは流石ですね……」
そう言ってジェイコブはベスの後姿を見たのだが、後ろ姿からは彼女が何を考えているのか分からなかったのだ。そして、彼はさらに続けて言ったのである。
「ですが、貴女をこのままにしておく訳にはいきませんね……」
そう言ってジェイコブは彼女にゆっくりと近付いていったのだ……。そして、ベスに手が届く距離まで近付いた時である。彼はベスの方に向かって手を伸ばしたのだった。
しかし、その腕を彼女は掴み動きを止めたのである……。
「何ぃ!?」
驚きを隠せない彼に彼女は笑みを浮かべて言ったのだ。
「私をどうにか出来ると思ったのですか?」
ジェイコブは彼女の腕を振りほどこうとしたが、予想以上の力で握られていたのだ……。
「くそ! 放せ……!」
そう言って彼は必死に抵抗したがびくともしなかったのである……。そんな時、ベスは不敵な笑みを浮かべて言ったのだ。
「残念ですね……」
そう言った瞬間、ジェイコブは宙を舞ったのだ……。すると、彼の体は地面に激突したのである。
「ぐあああぁぁ!」
そして、ベスは地面に倒れた彼を見下ろし言ったのだ。
「どうします? まだ戦いますか?」
彼女の言葉にジェイコブは笑みを浮かべて言ったのだ。
「ふふふ……、貴女も仕える魔女を乗り換えてどんな気分ですか……?」
その言葉に彼女は少し間を開けてから答えたのだ。
「そうですね……、もう昔の自分とは違うと自覚しました」
彼女の態度にもジェイコブは見下すように笑みを浮かべて言ったのである。
「前に仕えていた魔女を殺した魔女に仕えるとは軽薄な人ですね……」
そんなジェイコブの言動に彼女は少し苛立ちを感じていたのだ。
「貴方は痛い目を見た方がよさそうですね……」
そう言って彼女はジェイコブに近付いて行った。そんな時、彼は笑みを浮かべていたのだ……。そして、その笑みの理由がベスが気付く前に彼女の体が動きにくくなってしまったのである。
「なっ!? 何をしたのですか?」
彼女は驚いたのだ、突然自分の体が動かなくなった事に……。そして、ジェイコブは彼女が動かないのを確認して答えたのだ。
「驚きましたか? これが僕の能力なんですよ……」
そんな彼の態度にベスは怒りが込み上げて来たのだ……。しかし、彼女の体は動かなかったのである。すると、ジェイコブは笑みを浮かべて彼女に近付いて行くと耳元で囁くように呟いたのだ……。
「貴女も手籠めにしてあげますよ……!」
そう言った瞬間、彼の手が彼女の体に触れて来て彼女は抵抗しようとしたがやはり体は動かなかったのである。そして、彼は手慣れた感じで彼女を服の上から触り始めたのだ……。
「なっ!? 何をする気ですか!?」
ベスは何とか体を動かそうとしたのだが無駄だったのだ……。そんな彼女にジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「さあ? どうすると思います……?」
「この卑怯者が……!」
彼女は怒りを露わにして言ったが彼の手は止まらず彼女の胸を触り続けていたのだった。そして、その手は次第に下の方に進んで行ったのである。そして、スカートの上から股間を刺激し始めたのだ……。
「えっ!?」
突然の刺激に彼女は驚きと恥ずかしさを感じてしまっていたのである。そして、ジェイコブは彼女が感じている姿に興奮したのかさらに激しく手を動かしていたのだった。
だが、ベスの体は動かない為、彼は思う存分彼女の体を触っていたのだ……。そして、彼はとうとう彼女のスカートを捲り上げると下着の上から触り始めたのである……。
「や、やめなさい!」
ベスは何とか抵抗しようとしたが体は動かずされるがままになっていたのだ……。そして、ジェイコブの手は下着の中にまで侵入して来て直接彼女の陰部に触れていたのだ。
「あっ! いや……!」
彼女は処女だったので男性から、このような行為を受けたのは初めてだったのである。
その為、彼女は恥ずかしさと屈辱を感じていたのだ……。
「ふふふ、可愛い声ですね……」
ジェイコブは端正な顔に厭らしい表情を浮かべて彼女に囁いたのである。そんな彼をベスは睨み付けて言ったのだ。
「この変態……! 殺してやる……!」
そんな彼女の態度に彼はさらに興奮してしまい厭らしく手を動かしていたのだ。すると、彼女は次第に体が熱くなり快感を感じ始めていたのである……。
「あっ! いや……、やめて……!」
そんな彼女の声も無視して彼は膣の中で更に指を動かし続けたのだ……。そして、彼女は遂に限界に達してしまったのである……。
「あああぁぁ!」
ベスの体がビクッと跳ね上がると同時にイッてしまったのだ。その姿を見たジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「おやおや? もうイってしまったのですか? そう言えば貴女は処女でしたね……」
そんな彼の言葉を聞いた瞬間、彼女は顔を真っ赤にして俯いてしまったのだった……。そんな彼女にジェイコブは追い打ちをかけるように耳元で囁いたのだ。
「初めてイキましたか?」
彼の態度にベスは怒りが込み上げて来て言ったのである。
「黙れ! この変態!」
そんな彼女の暴言に彼は笑いながら答えたのだ。
「変態と罵られても構いませんよ? これから貴方は僕の操り人形になるのだから……」
「な、何これ……?」
自分で体を動かせない状況に戸惑っていると彼女が操り人形になった理由をジェイコブが説明したのだ。
「ふふ、僕の能力は相手が僕の声を聞いて動けないようにして、次に性的刺激を与えた相手を操る事が出来るんですよ……。そして触れた相手の過去が覗けるんです……」
「卑怯で最低ね……」
そんなベスの言葉に彼は不敵な笑みを浮かべて言ったのだ。
「ふふ……、これから貴女は僕の従者になるんですから楽しみにして下さい……」
「誰がアンタなんかに……!」
ベスはそう叫ぶと風になろうとした。だが、やはり変身できなかったのだ……。そんな彼にジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「僕の命令に従ってもらいますよ?」
その言葉にベスは怒りを露わにして叫んだのだ。
「私に指一本触れないで!」
そんな彼女の態度に彼は彼女の唇に自分の唇を重ねたのである。そして、舌を絡ませて来たのだ……。
「んっ!? んーっ!」
彼の突然の行為にベスは驚きと苦しさで悶えていたのだが、彼はそんな事お構い無しに彼女の口内を犯し続けたのだった。
「ぷはぁ……!」
長い口付けが終わり彼女はようやく解放されたのだ……。そんな時、ジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「ふふ……、これで僕の忠実な従者になりましたよ……」
その言葉に彼女の目は虚ろになっていき、そして言ったのだ。
「はい……、解りました……」
そう言って彼女はジェイコブの前に立ち尽くすと彼の命令を待っていたのである。そんなベスに彼は笑みを浮かべて言ったのだった。
「では早速ですが、着いて来て下さい」
その言葉にベスは従順に従うとジェイコブに着いて行ったのである。そんな彼女の後ろ姿を見ながら彼は笑みを浮かべていたのである。
「さて……、他の配下を倒しに行くとしましょう……」
そう言って2人は、この場から離れていったのだった……。
そして、その墓地の外れに辿り着いた時である。
そこには岩盤の穴の中に気絶しているロシェルと上から彼女を見下ろしていた女性がいたのだ。
「ロシェルさんを倒したんですね……」
そう言ってジェイコブが話しかけたのはベスだった。彼女はジェイコブに背を向けて立っていたのだ。
「ええ、そうです……。けど、私が勝てたのは紙一重の差でした……」
そんなベスにジェイコブは感心した笑みを浮かべて言ったのである。
「彼女を倒すとは流石ですね……」
そう言ってジェイコブはベスの後姿を見たのだが、後ろ姿からは彼女が何を考えているのか分からなかったのだ。そして、彼はさらに続けて言ったのである。
「ですが、貴女をこのままにしておく訳にはいきませんね……」
そう言ってジェイコブは彼女にゆっくりと近付いていったのだ……。そして、ベスに手が届く距離まで近付いた時である。彼はベスの方に向かって手を伸ばしたのだった。
しかし、その腕を彼女は掴み動きを止めたのである……。
「何ぃ!?」
驚きを隠せない彼に彼女は笑みを浮かべて言ったのだ。
「私をどうにか出来ると思ったのですか?」
ジェイコブは彼女の腕を振りほどこうとしたが、予想以上の力で握られていたのだ……。
「くそ! 放せ……!」
そう言って彼は必死に抵抗したがびくともしなかったのである……。そんな時、ベスは不敵な笑みを浮かべて言ったのだ。
「残念ですね……」
そう言った瞬間、ジェイコブは宙を舞ったのだ……。すると、彼の体は地面に激突したのである。
「ぐあああぁぁ!」
そして、ベスは地面に倒れた彼を見下ろし言ったのだ。
「どうします? まだ戦いますか?」
彼女の言葉にジェイコブは笑みを浮かべて言ったのだ。
「ふふふ……、貴女も仕える魔女を乗り換えてどんな気分ですか……?」
その言葉に彼女は少し間を開けてから答えたのだ。
「そうですね……、もう昔の自分とは違うと自覚しました」
彼女の態度にもジェイコブは見下すように笑みを浮かべて言ったのである。
「前に仕えていた魔女を殺した魔女に仕えるとは軽薄な人ですね……」
そんなジェイコブの言動に彼女は少し苛立ちを感じていたのだ。
「貴方は痛い目を見た方がよさそうですね……」
そう言って彼女はジェイコブに近付いて行った。そんな時、彼は笑みを浮かべていたのだ……。そして、その笑みの理由がベスが気付く前に彼女の体が動きにくくなってしまったのである。
「なっ!? 何をしたのですか?」
彼女は驚いたのだ、突然自分の体が動かなくなった事に……。そして、ジェイコブは彼女が動かないのを確認して答えたのだ。
「驚きましたか? これが僕の能力なんですよ……」
そんな彼の態度にベスは怒りが込み上げて来たのだ……。しかし、彼女の体は動かなかったのである。すると、ジェイコブは笑みを浮かべて彼女に近付いて行くと耳元で囁くように呟いたのだ……。
「貴女も手籠めにしてあげますよ……!」
そう言った瞬間、彼の手が彼女の体に触れて来て彼女は抵抗しようとしたがやはり体は動かなかったのである。そして、彼は手慣れた感じで彼女を服の上から触り始めたのだ……。
「なっ!? 何をする気ですか!?」
ベスは何とか体を動かそうとしたのだが無駄だったのだ……。そんな彼女にジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「さあ? どうすると思います……?」
「この卑怯者が……!」
彼女は怒りを露わにして言ったが彼の手は止まらず彼女の胸を触り続けていたのだった。そして、その手は次第に下の方に進んで行ったのである。そして、スカートの上から股間を刺激し始めたのだ……。
「えっ!?」
突然の刺激に彼女は驚きと恥ずかしさを感じてしまっていたのである。そして、ジェイコブは彼女が感じている姿に興奮したのかさらに激しく手を動かしていたのだった。
だが、ベスの体は動かない為、彼は思う存分彼女の体を触っていたのだ……。そして、彼はとうとう彼女のスカートを捲り上げると下着の上から触り始めたのである……。
「や、やめなさい!」
ベスは何とか抵抗しようとしたが体は動かずされるがままになっていたのだ……。そして、ジェイコブの手は下着の中にまで侵入して来て直接彼女の陰部に触れていたのだ。
「あっ! いや……!」
彼女は処女だったので男性から、このような行為を受けたのは初めてだったのである。
その為、彼女は恥ずかしさと屈辱を感じていたのだ……。
「ふふふ、可愛い声ですね……」
ジェイコブは端正な顔に厭らしい表情を浮かべて彼女に囁いたのである。そんな彼をベスは睨み付けて言ったのだ。
「この変態……! 殺してやる……!」
そんな彼女の態度に彼はさらに興奮してしまい厭らしく手を動かしていたのだ。すると、彼女は次第に体が熱くなり快感を感じ始めていたのである……。
「あっ! いや……、やめて……!」
そんな彼女の声も無視して彼は膣の中で更に指を動かし続けたのだ……。そして、彼女は遂に限界に達してしまったのである……。
「あああぁぁ!」
ベスの体がビクッと跳ね上がると同時にイッてしまったのだ。その姿を見たジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「おやおや? もうイってしまったのですか? そう言えば貴女は処女でしたね……」
そんな彼の言葉を聞いた瞬間、彼女は顔を真っ赤にして俯いてしまったのだった……。そんな彼女にジェイコブは追い打ちをかけるように耳元で囁いたのだ。
「初めてイキましたか?」
彼の態度にベスは怒りが込み上げて来て言ったのである。
「黙れ! この変態!」
そんな彼女の暴言に彼は笑いながら答えたのだ。
「変態と罵られても構いませんよ? これから貴方は僕の操り人形になるのだから……」
「な、何これ……?」
自分で体を動かせない状況に戸惑っていると彼女が操り人形になった理由をジェイコブが説明したのだ。
「ふふ、僕の能力は相手が僕の声を聞いて動けないようにして、次に性的刺激を与えた相手を操る事が出来るんですよ……。そして触れた相手の過去が覗けるんです……」
「卑怯で最低ね……」
そんなベスの言葉に彼は不敵な笑みを浮かべて言ったのだ。
「ふふ……、これから貴女は僕の従者になるんですから楽しみにして下さい……」
「誰がアンタなんかに……!」
ベスはそう叫ぶと風になろうとした。だが、やはり変身できなかったのだ……。そんな彼にジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「僕の命令に従ってもらいますよ?」
その言葉にベスは怒りを露わにして叫んだのだ。
「私に指一本触れないで!」
そんな彼女の態度に彼は彼女の唇に自分の唇を重ねたのである。そして、舌を絡ませて来たのだ……。
「んっ!? んーっ!」
彼の突然の行為にベスは驚きと苦しさで悶えていたのだが、彼はそんな事お構い無しに彼女の口内を犯し続けたのだった。
「ぷはぁ……!」
長い口付けが終わり彼女はようやく解放されたのだ……。そんな時、ジェイコブは笑みを浮かべて言ったのである。
「ふふ……、これで僕の忠実な従者になりましたよ……」
その言葉に彼女の目は虚ろになっていき、そして言ったのだ。
「はい……、解りました……」
そう言って彼女はジェイコブの前に立ち尽くすと彼の命令を待っていたのである。そんなベスに彼は笑みを浮かべて言ったのだった。
「では早速ですが、着いて来て下さい」
その言葉にベスは従順に従うとジェイコブに着いて行ったのである。そんな彼女の後ろ姿を見ながら彼は笑みを浮かべていたのである。
「さて……、他の配下を倒しに行くとしましょう……」
そう言って2人は、この場から離れていったのだった……。