第６８話 占い師の正体
文字数 2,902文字
ヤルトンの町にある占いの店の中で占い師の老婆とローブを深く被った人物が話し合っていたのである。
「とうとう、魔女は４人までに減りました。もう暫くで、貴女様が最後の魔女になるのも時間の問題でしょう……」
老婆がそう答えると、ローブの人物は冷静に言葉を漏らしたのだった。
「だが……、まだ私の他に3人も魔女がいる……。しかし、目覚める時に聞こえた声は７人と言っていた。私達も１人の魔女を倒しているから全部で８人いることになる……」
彼女はそう言うと何かを考えるように俯いたのだ。
「……人知を超えた存在の考えは、よく分からぬ……」
そう呟くと、老婆が彼女に話掛けてきたのだった。
「百の眼を持ち、この世界のあらゆる事象を見ることが出来る私にも分かりかねますな……」
どうやら、老婆も魔女の人数の理由が謎のため正直に答えていたのだった。
「そうか……。では、一緒に戻るぞカイラニ……」
カイラニと呼ばれた老婆も、この魔女の配下だったのだ。
「仰せのままに……」
そう言うと、彼女は店の外に出て行きカイラニもその後に続いて出て行ったのだった。
俺達は森を出た時は夕方になっていた。ランシーヌと話し合いブリーストンの町に一旦入り宿には戻らず馬車を繰り出し街の外に出ていた。
「これから、どこへむかうつもりだ？」
「そうね……、出来れば近くの街とかあれば助かるのだけど……」
俺はランシーヌの話を聞いて、どうするか考えていた。
（一番近い町はルドレイだな……）
昔の記憶を想い出して、ランシーヌにルドレイの町に行くことを伝えたのだ。
「よし、ルドレイの町へ向かおう」
俺の言葉を聞くと彼女達は了承したのだった。
「そうなると、今日は野宿しないといけないな……」
御者台から馬車の中にいる彼女達に声をかけた。そして、数時間ほど移動すると、ニアが俺に話し掛けてきたのだ。
「ラドリック……お腹すいたよ～」
「そうね……。」
「私もすいたわ……」
ニアの言葉でミラ、シャイラも同調し始めて騒ぎ出したのである。
「あぁ……わかったから、とりあえず飯にしよう」
俺は夕食の準備を彼女達に提案したのだ。しかし、ランシーヌは首を横に振ったのである。
「私は大丈夫よ。まだ、そんなにお腹が空いていないから……」
ランシーヌはそう言うと俺を見つめて何かを言いたげにしていたのだった。
「何だ？」
彼女に聞くと彼女は顔を赤らめて視線を逸らしながら小声で呟いたのである。
「えっと……、その……」
俺はランシーヌが何を言いたいのか分からずに困惑していた。すると、彼女は決心したのか言葉を発したのだった。
「あの……、空腹を満たした後は私を抱きたいのでしょ？ いいわよ……」
ランシーヌは顔を赤く染めて俺にそう耳元で言ってきたのだ。俺は彼女の言葉に固まっていたのだった。
（何を言ってんだ！？）
俺は双子達やシャイラに聞こえていないか心配になっていたのだ。そして、彼女達に視線を向けたのだが聞こえてなかったようだった。
（良かった……、大丈夫だったか……）
俺は安堵してランシーヌに視線を戻したのだが、彼女は期待するように潤んだ瞳を俺に向けていたのである。
俺は彼女が言った言葉の意味を理解して、どうしようか考えていた。
悩んだ末、俺は彼女に答えたのである。
「わかった……後でな」
ランシーヌは嬉しそうな顔をして微笑んでいた。俺はそれを見て後で彼女を抱くことに腹を据えたのだった。
夕食の準備をして、食事を摂っているとランシーヌが俺の隣に来て座ると少し恥ずかしそうに訊ねてきたのである。
「あの……ラドリック……」
彼女の言葉の先が分かっていたので先に答えたのだった。
「わかってるよ……」
答えると彼女はホッとした様子で微笑んでいた。そして、彼女は嬉しそうな表情で食事を摂っていたのである。
その中で、ベスは無表情で黙々と食事を摂っていたのだ。ミラの眷属化の影響だろうか……？
食事が終わった後に、ランシーヌが俺の側にやって来たのである。
「ねぇ……ラドリック……」
「あぁ……。わかってるよ」
「後で約束守ってね……」
彼女はそれだけ言うと、双子達の所へ戻って行ったのだった。
野宿の中、夜が深まると双子達とシャイラは寝息を立てていたのである。
そんな中、俺とランシーヌは少し離れた所でお互いに向き合い座っていた。
俺も今日、2人の強敵を倒したので疲れより色々、感情が昂っていたのである。それは彼女も同じであった。
「それじゃ……するわよ……」
ランシーヌはそう言って着ている服を脱ぎ始めたのだ。彼女は裸体を晒してゆっくりと俺に近付いて来たのである。今の時期は夏であったのだ。
そして、彼女は俺の服を捲し上げると俺の顔を胸に埋めるように抱きしめてきた。
「はぁ……ラドリック、久しぶりになるわね……」
彼女は潤んだ瞳で見つめながら吐息を漏らしていた。俺は彼女の背中に手を回し優しく撫でていくのだった。ランシーヌはそれが嬉しいようでさらに強く抱き着いてきたのである。
「ねぇ……、触って……」
ランシーヌはそう言うと自分の豊満な胸にある先端を俺の顔に擦り付けてくるのだった。俺は彼女の胸に吸い付くと舌で転がして彼女に刺激を与え続けるのであった。彼女は体をビクンと動かして感じているようであったのだ。
「あっ……ラドリック……」
俺は彼女の胸から口を離すとランシーヌは物欲しそうな顔をしていたのである。
そして、俺達は口付けをしたのだ。舌を絡めながらお互いを求め合うように長い時間口付けを続けたのだった。それから、彼女は手を下の方に伸ばして俺のイチモツを触り始めたのである。俺は彼女に触られ反応して大きくなっていくのを感じたのである。
「もう……、こんなに大きくなってるのね……」
ランシーヌはそう言って嬉しそうに微笑んでいた。そして、彼女は俺の物を口に含み舐め始めたのだ。
彼女の温かい口の感触に俺は興奮していたのだった。
「ランシーヌ……、気持ちいいよ……」
彼女に伝えると彼女はさらに激しく舐めて来たのだ。そして、彼女は口いっぱいに含んで頭を前後に動かし始めたのである。
彼女の口淫に激しい悦楽と限界を感じていたのだ。
「ランシーヌ……出そうだ……止めてくれ」
俺が言うと彼女はイチモツから口を離すと妖艶な表情で俺を見つめてきた。
「そう……じゃあ、準備はできた……？」
彼女はそう訊ねてくると、俺は無言で頷いた。すると彼女は俺の足下に移動して横になり微笑んでいた。
「ラドリック……、来て……」
ランシーヌが両手を広げて俺を受け入れる体勢になっていたので、俺は彼女を押し倒すように陰部に挿入したのだった。そして、激しく腰を動かし始めたのだ。
彼女の中は温かく包み込まれるような感覚に俺は虜になっていた。
「ランシーヌ……、最高だ……」
そう言うと彼女も微笑んでいたのだ。それから一つに溶け合いながら、俺達はお互いに絶頂を迎えたのだった。俺の白濁液は彼女の子宮に流し込まれたのである。彼女は嬉しそうに微笑んでいたのだった。それからも俺達は何度も何度も体を重ねるのであった。暫く、俺達は愛し合うのであった。
「とうとう、魔女は４人までに減りました。もう暫くで、貴女様が最後の魔女になるのも時間の問題でしょう……」
老婆がそう答えると、ローブの人物は冷静に言葉を漏らしたのだった。
「だが……、まだ私の他に3人も魔女がいる……。しかし、目覚める時に聞こえた声は７人と言っていた。私達も１人の魔女を倒しているから全部で８人いることになる……」
彼女はそう言うと何かを考えるように俯いたのだ。
「……人知を超えた存在の考えは、よく分からぬ……」
そう呟くと、老婆が彼女に話掛けてきたのだった。
「百の眼を持ち、この世界のあらゆる事象を見ることが出来る私にも分かりかねますな……」
どうやら、老婆も魔女の人数の理由が謎のため正直に答えていたのだった。
「そうか……。では、一緒に戻るぞカイラニ……」
カイラニと呼ばれた老婆も、この魔女の配下だったのだ。
「仰せのままに……」
そう言うと、彼女は店の外に出て行きカイラニもその後に続いて出て行ったのだった。
俺達は森を出た時は夕方になっていた。ランシーヌと話し合いブリーストンの町に一旦入り宿には戻らず馬車を繰り出し街の外に出ていた。
「これから、どこへむかうつもりだ？」
「そうね……、出来れば近くの街とかあれば助かるのだけど……」
俺はランシーヌの話を聞いて、どうするか考えていた。
（一番近い町はルドレイだな……）
昔の記憶を想い出して、ランシーヌにルドレイの町に行くことを伝えたのだ。
「よし、ルドレイの町へ向かおう」
俺の言葉を聞くと彼女達は了承したのだった。
「そうなると、今日は野宿しないといけないな……」
御者台から馬車の中にいる彼女達に声をかけた。そして、数時間ほど移動すると、ニアが俺に話し掛けてきたのだ。
「ラドリック……お腹すいたよ～」
「そうね……。」
「私もすいたわ……」
ニアの言葉でミラ、シャイラも同調し始めて騒ぎ出したのである。
「あぁ……わかったから、とりあえず飯にしよう」
俺は夕食の準備を彼女達に提案したのだ。しかし、ランシーヌは首を横に振ったのである。
「私は大丈夫よ。まだ、そんなにお腹が空いていないから……」
ランシーヌはそう言うと俺を見つめて何かを言いたげにしていたのだった。
「何だ？」
彼女に聞くと彼女は顔を赤らめて視線を逸らしながら小声で呟いたのである。
「えっと……、その……」
俺はランシーヌが何を言いたいのか分からずに困惑していた。すると、彼女は決心したのか言葉を発したのだった。
「あの……、空腹を満たした後は私を抱きたいのでしょ？ いいわよ……」
ランシーヌは顔を赤く染めて俺にそう耳元で言ってきたのだ。俺は彼女の言葉に固まっていたのだった。
（何を言ってんだ！？）
俺は双子達やシャイラに聞こえていないか心配になっていたのだ。そして、彼女達に視線を向けたのだが聞こえてなかったようだった。
（良かった……、大丈夫だったか……）
俺は安堵してランシーヌに視線を戻したのだが、彼女は期待するように潤んだ瞳を俺に向けていたのである。
俺は彼女が言った言葉の意味を理解して、どうしようか考えていた。
悩んだ末、俺は彼女に答えたのである。
「わかった……後でな」
ランシーヌは嬉しそうな顔をして微笑んでいた。俺はそれを見て後で彼女を抱くことに腹を据えたのだった。
夕食の準備をして、食事を摂っているとランシーヌが俺の隣に来て座ると少し恥ずかしそうに訊ねてきたのである。
「あの……ラドリック……」
彼女の言葉の先が分かっていたので先に答えたのだった。
「わかってるよ……」
答えると彼女はホッとした様子で微笑んでいた。そして、彼女は嬉しそうな表情で食事を摂っていたのである。
その中で、ベスは無表情で黙々と食事を摂っていたのだ。ミラの眷属化の影響だろうか……？
食事が終わった後に、ランシーヌが俺の側にやって来たのである。
「ねぇ……ラドリック……」
「あぁ……。わかってるよ」
「後で約束守ってね……」
彼女はそれだけ言うと、双子達の所へ戻って行ったのだった。
野宿の中、夜が深まると双子達とシャイラは寝息を立てていたのである。
そんな中、俺とランシーヌは少し離れた所でお互いに向き合い座っていた。
俺も今日、2人の強敵を倒したので疲れより色々、感情が昂っていたのである。それは彼女も同じであった。
「それじゃ……するわよ……」
ランシーヌはそう言って着ている服を脱ぎ始めたのだ。彼女は裸体を晒してゆっくりと俺に近付いて来たのである。今の時期は夏であったのだ。
そして、彼女は俺の服を捲し上げると俺の顔を胸に埋めるように抱きしめてきた。
「はぁ……ラドリック、久しぶりになるわね……」
彼女は潤んだ瞳で見つめながら吐息を漏らしていた。俺は彼女の背中に手を回し優しく撫でていくのだった。ランシーヌはそれが嬉しいようでさらに強く抱き着いてきたのである。
「ねぇ……、触って……」
ランシーヌはそう言うと自分の豊満な胸にある先端を俺の顔に擦り付けてくるのだった。俺は彼女の胸に吸い付くと舌で転がして彼女に刺激を与え続けるのであった。彼女は体をビクンと動かして感じているようであったのだ。
「あっ……ラドリック……」
俺は彼女の胸から口を離すとランシーヌは物欲しそうな顔をしていたのである。
そして、俺達は口付けをしたのだ。舌を絡めながらお互いを求め合うように長い時間口付けを続けたのだった。それから、彼女は手を下の方に伸ばして俺のイチモツを触り始めたのである。俺は彼女に触られ反応して大きくなっていくのを感じたのである。
「もう……、こんなに大きくなってるのね……」
ランシーヌはそう言って嬉しそうに微笑んでいた。そして、彼女は俺の物を口に含み舐め始めたのだ。
彼女の温かい口の感触に俺は興奮していたのだった。
「ランシーヌ……、気持ちいいよ……」
彼女に伝えると彼女はさらに激しく舐めて来たのだ。そして、彼女は口いっぱいに含んで頭を前後に動かし始めたのである。
彼女の口淫に激しい悦楽と限界を感じていたのだ。
「ランシーヌ……出そうだ……止めてくれ」
俺が言うと彼女はイチモツから口を離すと妖艶な表情で俺を見つめてきた。
「そう……じゃあ、準備はできた……？」
彼女はそう訊ねてくると、俺は無言で頷いた。すると彼女は俺の足下に移動して横になり微笑んでいた。
「ラドリック……、来て……」
ランシーヌが両手を広げて俺を受け入れる体勢になっていたので、俺は彼女を押し倒すように陰部に挿入したのだった。そして、激しく腰を動かし始めたのだ。
彼女の中は温かく包み込まれるような感覚に俺は虜になっていた。
「ランシーヌ……、最高だ……」
そう言うと彼女も微笑んでいたのだ。それから一つに溶け合いながら、俺達はお互いに絶頂を迎えたのだった。俺の白濁液は彼女の子宮に流し込まれたのである。彼女は嬉しそうに微笑んでいたのだった。それからも俺達は何度も何度も体を重ねるのであった。暫く、俺達は愛し合うのであった。
