第２８話　蹂躙された双子達

　双子達はそのままアンドレアに連れられて広間まで連れていかれた。

　そこには、アンドレアの部下と思しき兵士達が数人集まっていたのである。

　そして、双子達を彼らの前に連れてくると説明していた。


「こいつ等は、魔女の手下の者達だ」


　兵士達がざわつき始めた。


「そして、お前達、全員で犯せ！！」

「おおぉ～！！！」


　兵士達は雄叫びを上げて喜んだ。

　そして、兵士達は双子達を拘束すると服を脱がせて全裸にした。

　双子達は抵抗することなく、白い肌を晒し虚ろな表情で呆然としていたのである。

　兵士達は双子達の身体を押さえると、自分達のイチモツを取りだし双子達の口の中に無理やりねじ込んだ。


「んぅ……」

「むぐぅ……」


　双子達は涎を垂らしながら嫌々していたが、兵士達は容赦なく腰を動かしていた。

　そんな様子を見てアンドレアは、笑みを浮かべながら見つめていたのであった。

　双子の姉妹は、兵士達に押さえつけられ無理矢理口淫をさせられていた。


「んん……ん……」

「んんん……ん……」


　双子達はなすがまま行為に耐えていた。


「もっと舌を使って舐めるんだよ」

「歯を立てるんじゃねえぞ」

「ちゃんと喉の奥まで入れて奉仕しろ」

「んん……んん……」

「んん……んん……」


　双子達は涙を流し鼻水を垂らしながら耐えていたが、次第に限界を迎えたようで嘔吐し始めたのである。


「おぇ……ゲホ……ゴホッ……」

「うげぇ……ゲホ……グフッ……」


　兵士達は、双子の口から己のイチモツを引き抜いた。


「何やってるんだ？ 吐いて良いなんて誰が言った？」

「汚いだろうが！」

「これだからガキは嫌いなんだ」

「今度は、股にぶち込んでやるぜ」

「そうだな」

「それなら、順番決めようぜ」

「いいねぇ……」

「俺が先だ」


　兵士達は双子達を罵りながら嘲笑っていたのだった。

　その様子を見てアンドレアは愉悦に浸り笑みを浮かべていた。


「なかなか楽しい見世物ね……」

「はい、アンドレア様……。姉さん、あの人達はこれからどうなるの？」


　ダリルは、この先の展開を分かっていたが姉に聞かずにはいられなかったのだ。


「碌なことにはならないでしょうね……」

「そうだね……」


　ダリルは複雑な表情をしていた。

　そして、シャイラは笑みを浮かべながら、この先の進展を伺っていたのだった。

　双子の姉妹は、兵士達に床に押さえ込まれ陰部を広げられていた。


「おい、見えるように広げとけよ……」

「はい……」

「……」


　双子達は恥ずかしそうに返事をした。兵士達も双子の股間に腰を押し付けていた。


「よし、入れるぞ……」

「少しキツイな……」

「早くしてくれ……」

「俺に変わってくれ……」


　兵士は双子の陰部に挿入していった。


「うっ……」

「あっ……」


　双子の膣内へ侵入していく。


「動かすぞ……」


　兵士が腰を振り始めた。

　双子達は、その動きに合わせるかのように喘ぎ声を出していた。


「あん……あぁ……」

「あぁ……あぁ……」

「気持ちいいのか？」

「はい……」

「はい……」

「そうか、じゃあ、俺も出すからな……」

「おう！ 俺も出すぞ！」


　兵士達は、双子達の中へと欲望を解き放った。


「ああぁ……」

「あぁ……」


　双子達は絶頂を迎えていた。

　兵士達も次々と双子達に射精していき、終わると入れ替わりで双子達を犯していったのである。


　双子達が兵士達に犯されている頃、ラドリックがいる牢に向かって足音が聞こえていた。

　その音を聞いた俺は警戒した。

（誰か来る！？）

　俺は牢屋の鉄格子を掴み外の様子を伺うと、アレシアが歩いて来たのである。


「アレシア……」

「貴方に話があって来たの……」


　彼女は心痛な表情で俺に話しかけて来た。


「話ってなんだ！？」

「なぜ、私達兄妹がアンドレアの配下になったのかを……」

「どういうことだ？」


　俺は気になって耳を傾けていた。


「貴方も昔、住んでいた私達の故郷は疫病が流行っていたの。そこで、両親も私も罹ってしまったわ」

「それで……」

「魔女として復活したアンドレアがやって来て私だけに力を与え生き長らえさせたの。その時、処女を失ったわ……」

「そうなのか……。クレムはいつから？」

「兄は、私や両親が病に倒れたのを機に傭兵を止め、故郷に戻ってからアンドレアに忠誠を誓い配下にして貰ったの……」

「そうか……」

「それ以来、私達はアンドレアの眷属となったわ」

「でも、どうして今更それを話す気になったんだ？」

「それは……」


　彼女が言いかけた時、扉が開き男が入って来た。

　クレムがやって来たのである。


「ここにいたか……」

「兄さん……」

「こいつは俺達に近づいて利用しようとしたんだぞ……」


　クレムが牢の格子越しに俺を見つめてきた。


「お前が俺達に近づいたのは、アンドレアを倒すためだったのか？」

「思惑通りには行かなかったけどな……」

「やっぱりな……」

「だが、お前達に危害を与えるつもりはなかった……」

「そんなこと信じられるか！」

「信じてくれとは言わない。ただ、お前等を利用したのも事実だ……」

「くそっ……」


　クレムが悔しそうな表情で睨み付けていた。


「それで、俺はどうなるんだ？ このまま処刑されるのか？」

「いや、俺が始末する」


　すると、クレムは背中に背負っていた双剣を抜き放ち構えたのである。


「兄さん止めて！！」


　アレシアが叫んだ。

　その時、地上の方からドカーン！という爆発音が聞こえてきて、地下室が揺れていたのだった。


「何事だ！？」

「これは、魔女の仕業なのか？」

「分からないわ……」


　クレムとアレシアも不安な表情をして辺りをキョロキョロしていた。


「とにかくここから出よう！ 俺を出してくれ！」

「分かった……。地上までだぞ……」


　俺は牢屋を出してもらい、皆で地上に向かったのであった。