第78話 異形の怪物召喚
文字数 3,069文字
堕天使は天界で罪を犯し追放された存在であり、地獄に堕ちた天使であったのだ。そして、カタリーナはその堕天使を見て歓喜の表情を浮かべて叫んだのである。
「凄いわ! 堕天使と地獄の獣が戦うなんて素敵な展開じゃない!!」
そんなカタリーナの言葉を無視して、カサンドラは堕天使に命じたのだった。
「堕天使よ! あの地獄の獣の首を刎ねて!!」
堕天使は頷くと、オルトロスに向かって襲い掛かり剣で斬りかかったのだ。しかし、オルトロスはその巨体に見合わぬ素早さで堕天使の攻撃をかわしていた。
そして、その蛇の尾で堕天使に噛みついたのである。
「グウゥ……!!」
堕天使は痛みで顔を歪ませたが、何とか剣でオルトロスの尾を切り落としたのだった。
だが、双頭犬はすぐに体勢を立て直し再び堕天使に襲い掛かってきたのだ。
そんな状態を見て、カタリーナは歓喜の表情を浮かべて言葉を発していたのである。
「凄い! 凄すぎるわ!! あははっ!!」
彼女は狂喜乱舞する様に笑い声を上げていた。そして、カタリーナはカサンドラに向かって口を開いたのである。
「さぁ! この素晴らしい戦いをもっと見せて頂戴!!」
その言葉を聞いたカサンドラは笑みを浮かべると、堕天使に向かって命令したのである。
「堕天使よ! あの魔獣を地獄の底まで追い返しなさい!!」
それを聞いた堕天使はカサンドラの命令に従う様に空中からオルトロスに向かって降下すると、双頭犬に向かって剣を突き刺そうとしていたのだ。
オルトロスも堕天使の攻撃に備えて、鋭い牙で襲い掛かる準備をしていたのである。
そして、双頭犬は降下してくる堕天使の首に目掛けて飛び掛かったのだが、それに気付いた堕天使はその攻撃をかわして片方の頭部に剣を突き立てたのである。
その一撃で致命傷には至らなかったが、無事な方のオルトロスは痛みに悶えていたのだ。そして、憤怒の表情で堕天使を睨み付けて吠えたのだった。
「グゥオォォォォッ!!」
そんな双頭犬に対して、堕天使は剣で斬りかかったのである。しかし、剣を振り下ろす途中にオルトロスは口から紅蓮の火炎を吐き出したのである。
火炎は堕天使を包み込み、凄まじい炎となって燃え上がり姿が塵の様に瓦解し消滅したのであった。
「うふふっ! あははっ!! あはははっ!!!」
その様子を見て、カタリーナは狂喜乱舞した様に笑い出したのである。その様子をカサンドラは冷めた表情で見つめていたのだ。
そして、カタリーナは笑いを止めるとカサンドラに視線を向けて話し掛けたのである。
「どうしたの? もう終わり~?」
彼女がニヤニヤしながら尋ねると、カサンドラはゆっくりと口を開いて言葉を返したのだ。
「そうね……、もう終わりよ……」
その言葉を聞いたカタリーナは信じられないといった表情を浮かべたのである。
「あはっ! あははっ!! 自身無くしちゃったのかな~? もうお終いね!!」
そんなカタリーナの言葉を無視して、カサンドラはゆっくりと彼女に歩み寄っていたのだった。そして、カタリーナは双頭犬に向かって命令していた。
「オルトロスよ! こいつを炎で黒焦げにしてやって!!」
カタリーナが命令すると、オルトロスはカサンドラに向かって火炎を放ったのだ。
だが、彼女は炎に包まれる直前に双頭犬に向かって魔法を放ったのである。
「凍てつく氷よ! 我が敵を極限の寒さで凍えさせ給え!!」
彼女が詠唱すると、オルトロスの周囲に極寒の吹雪が発生して双頭犬は凍り付いたのだった。
そして、カタリーナが驚き戸惑っているとカサンドラが彼女に問い掛けたのである。
「総じて炎を吐く魔物は寒さに弱いものよ。ねぇ……、今どんな気持ちかしら?」
カタリーナは体をわなわなと震わせながら答えた。
「くっ! こんな筈では……!!」
そんなカタリーナの様子を気にも留めず彼女は言葉を返したのだ。
「もう終わりにしましょう……」
カサンドラはそう呟くと、カタリーナの目の前に立ち冷たい視線で彼女を見下ろしていた。
そんな状況になってもカタリーナは狂ったように笑みを浮かべていたのである。
「あはははは!! あははっ!!」
そんなカタリーナの様子を見たカサンドラは冷たい視線を送りながら口を開いたのだ。
「狂人の笑い声を聞いていると、頭が痛くなってくるわ……」
「ふふふっ! この程度で私が諦めるとでも……?」
カタリーナが笑みを浮かべてそう答えると、彼女は呆れた様な表情を浮かべて答える。
「もう諦めなさい……」
カタリーナはカサンドラの言葉を聞いてニヤリと微笑むと、急に狂喜乱舞して叫んだのだ。
「あはは!! あははっ!! とっておきの秘術があるのよ!! 覚悟しなさい!!」
それを聞いたカサンドラは目を細めて彼女を見つめたのだった。
「異界の闇の奥底に住まう異形の怪物よ! 我と融合し、その力を我が意識と共有せよ!!」
カタリーナが詠唱を始めると、彼女の体が紫色に光輝き出した。そして、彼女は目を大きく見開いて叫んだのである。
「さぁ! その醜い姿で奴を殺してみなさい!!」
叫んだ次の瞬間、カタリーナは紫色の光に包まれた。そして、その中から現れたのは身長5m以上の紫色をした球体上の異形の姿だった。
手足は無く無数の触手が付いて、その表面はザラザラしてヌメついており、目は体の中央に付いた巨大な一つ目が赤く光っていた。
その頭上にはカタリーナの下半身が異形と融合していている状態であった。そしてカサンドラを見下ろすと狂喜乱舞していたのだ。
「あはは!! あははっ!!」
彼女はその異形の姿でカサンドラを見下すと、目にも留まらぬ速さで目の前に移動してきたのだ。
そして、逃げる暇もなく無数の触手がカサンドラの体を拘束していたのである。
カタリーナは歓喜の表情で笑い声を上げていたのだ。
「ぎゃはははっ!! ぎゃははっ!!」
カタリーナの狂った笑い声が響く中、カサンドラは冷たい視線で彼女を見つめていたのである。そして、彼女は呆れた様に言葉を発したのだ。
「それがどうしたの?」
そんなカサンドラの言葉を聞いても、カタリーナは笑みを浮かべて答えるだけだった。
「ぎゃははっ!! この姿でお前を陵辱し心をへし折って殺してやる!!」
「そう……、好きにしなさい……」
カサンドラはそう言うと、彼女はニヤリと笑って答えたのである。
「ぎゃははっ!! あははっ!!」
そんなカタリーナの笑い声が響く中、彼女の触手がカサンドラの体を撫で回し始めていた。
カサンドラの手足は触手で拘束されて、口は呪文を唱えられない様に触手で塞がれていた。
口をふさいだ触手にはヌメヌメとした液体が纏わり付いていたのだ。そして、その液体が喉に流し込まれるとカサンドラは咳き込み苦しんでいる様子だった。
そんな彼女の様子をカタリーナは笑いながら見つめていたのだ。そして、彼女は触手の一本をカサンドラの服の上から胸や陰部を弄り始めたのである。
「んっ……!? んんぅ……!」
どうやら、液体には媚薬の様な効果があるらしかった。その刺激を受ける度にカサンドラの口からは甘い吐息が漏れだしていたのだ。
そんな状態になっても彼女はカタリーナを睨み付けていた。だが、彼女の様子が気に障ったのかカタリーナは触手を動かして更に激しく責め立てたのである。
「ほら! ほら! いつまで強気でいられるかな~?」
カタリーナはそう言いながら、触手でカサンドラの修道女服を引き裂いたのだ。そして、露になったカサンドラの白い肌が触手で撫で回されていたのだった。
「凄いわ! 堕天使と地獄の獣が戦うなんて素敵な展開じゃない!!」
そんなカタリーナの言葉を無視して、カサンドラは堕天使に命じたのだった。
「堕天使よ! あの地獄の獣の首を刎ねて!!」
堕天使は頷くと、オルトロスに向かって襲い掛かり剣で斬りかかったのだ。しかし、オルトロスはその巨体に見合わぬ素早さで堕天使の攻撃をかわしていた。
そして、その蛇の尾で堕天使に噛みついたのである。
「グウゥ……!!」
堕天使は痛みで顔を歪ませたが、何とか剣でオルトロスの尾を切り落としたのだった。
だが、双頭犬はすぐに体勢を立て直し再び堕天使に襲い掛かってきたのだ。
そんな状態を見て、カタリーナは歓喜の表情を浮かべて言葉を発していたのである。
「凄い! 凄すぎるわ!! あははっ!!」
彼女は狂喜乱舞する様に笑い声を上げていた。そして、カタリーナはカサンドラに向かって口を開いたのである。
「さぁ! この素晴らしい戦いをもっと見せて頂戴!!」
その言葉を聞いたカサンドラは笑みを浮かべると、堕天使に向かって命令したのである。
「堕天使よ! あの魔獣を地獄の底まで追い返しなさい!!」
それを聞いた堕天使はカサンドラの命令に従う様に空中からオルトロスに向かって降下すると、双頭犬に向かって剣を突き刺そうとしていたのだ。
オルトロスも堕天使の攻撃に備えて、鋭い牙で襲い掛かる準備をしていたのである。
そして、双頭犬は降下してくる堕天使の首に目掛けて飛び掛かったのだが、それに気付いた堕天使はその攻撃をかわして片方の頭部に剣を突き立てたのである。
その一撃で致命傷には至らなかったが、無事な方のオルトロスは痛みに悶えていたのだ。そして、憤怒の表情で堕天使を睨み付けて吠えたのだった。
「グゥオォォォォッ!!」
そんな双頭犬に対して、堕天使は剣で斬りかかったのである。しかし、剣を振り下ろす途中にオルトロスは口から紅蓮の火炎を吐き出したのである。
火炎は堕天使を包み込み、凄まじい炎となって燃え上がり姿が塵の様に瓦解し消滅したのであった。
「うふふっ! あははっ!! あはははっ!!!」
その様子を見て、カタリーナは狂喜乱舞した様に笑い出したのである。その様子をカサンドラは冷めた表情で見つめていたのだ。
そして、カタリーナは笑いを止めるとカサンドラに視線を向けて話し掛けたのである。
「どうしたの? もう終わり~?」
彼女がニヤニヤしながら尋ねると、カサンドラはゆっくりと口を開いて言葉を返したのだ。
「そうね……、もう終わりよ……」
その言葉を聞いたカタリーナは信じられないといった表情を浮かべたのである。
「あはっ! あははっ!! 自身無くしちゃったのかな~? もうお終いね!!」
そんなカタリーナの言葉を無視して、カサンドラはゆっくりと彼女に歩み寄っていたのだった。そして、カタリーナは双頭犬に向かって命令していた。
「オルトロスよ! こいつを炎で黒焦げにしてやって!!」
カタリーナが命令すると、オルトロスはカサンドラに向かって火炎を放ったのだ。
だが、彼女は炎に包まれる直前に双頭犬に向かって魔法を放ったのである。
「凍てつく氷よ! 我が敵を極限の寒さで凍えさせ給え!!」
彼女が詠唱すると、オルトロスの周囲に極寒の吹雪が発生して双頭犬は凍り付いたのだった。
そして、カタリーナが驚き戸惑っているとカサンドラが彼女に問い掛けたのである。
「総じて炎を吐く魔物は寒さに弱いものよ。ねぇ……、今どんな気持ちかしら?」
カタリーナは体をわなわなと震わせながら答えた。
「くっ! こんな筈では……!!」
そんなカタリーナの様子を気にも留めず彼女は言葉を返したのだ。
「もう終わりにしましょう……」
カサンドラはそう呟くと、カタリーナの目の前に立ち冷たい視線で彼女を見下ろしていた。
そんな状況になってもカタリーナは狂ったように笑みを浮かべていたのである。
「あはははは!! あははっ!!」
そんなカタリーナの様子を見たカサンドラは冷たい視線を送りながら口を開いたのだ。
「狂人の笑い声を聞いていると、頭が痛くなってくるわ……」
「ふふふっ! この程度で私が諦めるとでも……?」
カタリーナが笑みを浮かべてそう答えると、彼女は呆れた様な表情を浮かべて答える。
「もう諦めなさい……」
カタリーナはカサンドラの言葉を聞いてニヤリと微笑むと、急に狂喜乱舞して叫んだのだ。
「あはは!! あははっ!! とっておきの秘術があるのよ!! 覚悟しなさい!!」
それを聞いたカサンドラは目を細めて彼女を見つめたのだった。
「異界の闇の奥底に住まう異形の怪物よ! 我と融合し、その力を我が意識と共有せよ!!」
カタリーナが詠唱を始めると、彼女の体が紫色に光輝き出した。そして、彼女は目を大きく見開いて叫んだのである。
「さぁ! その醜い姿で奴を殺してみなさい!!」
叫んだ次の瞬間、カタリーナは紫色の光に包まれた。そして、その中から現れたのは身長5m以上の紫色をした球体上の異形の姿だった。
手足は無く無数の触手が付いて、その表面はザラザラしてヌメついており、目は体の中央に付いた巨大な一つ目が赤く光っていた。
その頭上にはカタリーナの下半身が異形と融合していている状態であった。そしてカサンドラを見下ろすと狂喜乱舞していたのだ。
「あはは!! あははっ!!」
彼女はその異形の姿でカサンドラを見下すと、目にも留まらぬ速さで目の前に移動してきたのだ。
そして、逃げる暇もなく無数の触手がカサンドラの体を拘束していたのである。
カタリーナは歓喜の表情で笑い声を上げていたのだ。
「ぎゃはははっ!! ぎゃははっ!!」
カタリーナの狂った笑い声が響く中、カサンドラは冷たい視線で彼女を見つめていたのである。そして、彼女は呆れた様に言葉を発したのだ。
「それがどうしたの?」
そんなカサンドラの言葉を聞いても、カタリーナは笑みを浮かべて答えるだけだった。
「ぎゃははっ!! この姿でお前を陵辱し心をへし折って殺してやる!!」
「そう……、好きにしなさい……」
カサンドラはそう言うと、彼女はニヤリと笑って答えたのである。
「ぎゃははっ!! あははっ!!」
そんなカタリーナの笑い声が響く中、彼女の触手がカサンドラの体を撫で回し始めていた。
カサンドラの手足は触手で拘束されて、口は呪文を唱えられない様に触手で塞がれていた。
口をふさいだ触手にはヌメヌメとした液体が纏わり付いていたのだ。そして、その液体が喉に流し込まれるとカサンドラは咳き込み苦しんでいる様子だった。
そんな彼女の様子をカタリーナは笑いながら見つめていたのだ。そして、彼女は触手の一本をカサンドラの服の上から胸や陰部を弄り始めたのである。
「んっ……!? んんぅ……!」
どうやら、液体には媚薬の様な効果があるらしかった。その刺激を受ける度にカサンドラの口からは甘い吐息が漏れだしていたのだ。
そんな状態になっても彼女はカタリーナを睨み付けていた。だが、彼女の様子が気に障ったのかカタリーナは触手を動かして更に激しく責め立てたのである。
「ほら! ほら! いつまで強気でいられるかな~?」
カタリーナはそう言いながら、触手でカサンドラの修道女服を引き裂いたのだ。そして、露になったカサンドラの白い肌が触手で撫で回されていたのだった。