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文字数 754文字
一郎
女の幽霊の後に続いて、いくつもの壁を通り抜け、天井も通り抜けて行きました。
最後の鉄のドアのところにやってきたら、そこにはキリンのような長い首をした女の妖怪が番人として立っていました。
「ここから先は通すわけにはいかない」
とキリンのような首をした女の妖怪がそのドアの前に立ちふさがったのです。
女の幽霊は、ドア以外の壁や天井から通り抜けしようとしましたが、何かの魔法がかけられているのか、そこからは通り抜けができないのです。
最後にここから出るには、キリンのような長い首をした妖怪女の許可を得て、鉄のドアから外に出るしかないのです。
幽霊の女が長い首の妖怪に、長い間交渉を続けていましたがどうやら妖怪の許可が得られそうにありません。
その時マリアが、
「長い首の妖怪さん、アイドルでは誰が好きですか?」
と聞きました。
「そうだなぁ、今は郷ひろみかなぁ、あの男を一度食べてみたいなぁ」
と妖怪女が言いました。
「あのぅ、ワタシ郷ひろみのファンクラブに入っていますので、次の渋谷公会堂であるコンサートのチケットを買っていますが、良かったらあげますよ」
とマリアが言いました。
妖怪女はちょっと考えて
「んんんんん、確かにコンサートに行ってみたい気もするな」
と言いました。
「なら、ちょっと家に帰ってチケット取って来るので、ワタシをそのドアから出してくれませんか」
とマリアが言うと、頭が悪い妖怪女はマリアにまんまとだまされたのです。
はい、おばあちゃん。
おばあちゃん
マリアはそんなわけでなんとか井戸から脱出することができました。
幽霊女に礼を言ってマリアは家に帰って行きました。
家に帰ると大好きなお父さんやお母さんがマリアの帰りが遅いので心配していました。
マリア無事に帰れて良かったね。
おわり。
女の幽霊の後に続いて、いくつもの壁を通り抜け、天井も通り抜けて行きました。
最後の鉄のドアのところにやってきたら、そこにはキリンのような長い首をした女の妖怪が番人として立っていました。
「ここから先は通すわけにはいかない」
とキリンのような首をした女の妖怪がそのドアの前に立ちふさがったのです。
女の幽霊は、ドア以外の壁や天井から通り抜けしようとしましたが、何かの魔法がかけられているのか、そこからは通り抜けができないのです。
最後にここから出るには、キリンのような長い首をした妖怪女の許可を得て、鉄のドアから外に出るしかないのです。
幽霊の女が長い首の妖怪に、長い間交渉を続けていましたがどうやら妖怪の許可が得られそうにありません。
その時マリアが、
「長い首の妖怪さん、アイドルでは誰が好きですか?」
と聞きました。
「そうだなぁ、今は郷ひろみかなぁ、あの男を一度食べてみたいなぁ」
と妖怪女が言いました。
「あのぅ、ワタシ郷ひろみのファンクラブに入っていますので、次の渋谷公会堂であるコンサートのチケットを買っていますが、良かったらあげますよ」
とマリアが言いました。
妖怪女はちょっと考えて
「んんんんん、確かにコンサートに行ってみたい気もするな」
と言いました。
「なら、ちょっと家に帰ってチケット取って来るので、ワタシをそのドアから出してくれませんか」
とマリアが言うと、頭が悪い妖怪女はマリアにまんまとだまされたのです。
はい、おばあちゃん。
おばあちゃん
マリアはそんなわけでなんとか井戸から脱出することができました。
幽霊女に礼を言ってマリアは家に帰って行きました。
家に帰ると大好きなお父さんやお母さんがマリアの帰りが遅いので心配していました。
マリア無事に帰れて良かったね。
おわり。
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