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文字数 223文字

 だから「陸援隊」は、苛めを受けている生徒の保護者からは、まるで正義の味方のようにたたえられた。

 何故ならば、今まで苛めを学校に訴えても、全く対処して貰えなかったからである。

 マリアは自分が中学の時、苛められても、教師は守ってくれなかったということを、恨んでいる。

 マリアは死ぬ思いで、必死に自力で這い上がってきたので、卑怯な教師達をバカにし、歯向かうのである。

 やがてこの界隈で、「陸援隊」のマリアの存在を知らない者がいないくらい有名になった。




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