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文字数 200文字

 淳之介もマリアが皆からもてはやされるようになることを喜んだが、反面どこか寂しさがある。

 マリアが自分だけの存在から、段々と離れて行ってしまうような気がした。

 しかし放課後、マリアの走る姿を教室から眺めていると、勇気が湧き、元気になり、時に胸が熱くなる。

 マリアの走る姿は、人に感動を与える。

 走っている時のマリアは神々しい。

 淳之介は、マリアの全てが好きだったが、何よりも走る姿に魅かれるのである。




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