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文字数 301文字
淳之介とマリアは、お互い告白した訳ではないが、自然と付き合っているような感じになった。
二人はいつも一緒に帰宅した。
帰る方角が違うけれど、淳之介が途中まで送って行く。だから淳之介はかなり遠回りをして帰宅することになる。
それでも淳之介は良かった。一分一秒でもマリアと一緒に居たかった。
「ワタシ、淳之介のお嫁さんになってあげる。だって結婚しても同じ安倍で、変わらんけんいいもんね」
マリアが無邪気に笑う。
「オレは、ガキとは結婚なんかしねぇよ」
淳之介がわざと意地悪を言う。
「い~だ。けちんぼぅ」
マリアが淳之介にあっかんベぇをして、すねた顔をする。
そういう仕草がたまらなく可愛いと淳之介は思う。
二人はいつも一緒に帰宅した。
帰る方角が違うけれど、淳之介が途中まで送って行く。だから淳之介はかなり遠回りをして帰宅することになる。
それでも淳之介は良かった。一分一秒でもマリアと一緒に居たかった。
「ワタシ、淳之介のお嫁さんになってあげる。だって結婚しても同じ安倍で、変わらんけんいいもんね」
マリアが無邪気に笑う。
「オレは、ガキとは結婚なんかしねぇよ」
淳之介がわざと意地悪を言う。
「い~だ。けちんぼぅ」
マリアが淳之介にあっかんベぇをして、すねた顔をする。
そういう仕草がたまらなく可愛いと淳之介は思う。
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