文字数 208文字

 淳之介は、少女から目が離せずにいた。

 少女は目が大きく、アニメに出て来る女の子のようで何とも可愛い。まるで天使のようだと淳之介は思った。

 少女は、隣の女の子にちょっかいを出している。隣の女の子が嫌そうな顔で、少女を睨んでいる。

 それでも少女は、悪びれずに笑っている。そんな少女の仕草が可愛いと思った。

 以来淳之介は早く中学になることを待ち望んだ。

 中学になれば、少女の通う小学校の児童も一緒の中学に通うからである。




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