第36話 三六、継母の名 

文字数 134文字

 継母だった人が、父とともに下った上総の国の名を宮仕えでも言われていたが、別の人を夫となした後も、猶その名を使われていると聞きて、父が
「今では、それで都合が悪いだろうということを申し送ってやろう」と言うので、
「朝倉や今は雲居に聞くものをなほ木のまろが名のりをやする」



ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み