第41話 四一、冬の嵐 

文字数 121文字

 冬になって、一日中雨が降り続いている夜、雲をひるがえすほど風が激しく吹きまくって、空が晴れて すごく明かるくなり、軒近くにある荻が、強く風に吹かれて、砕けまどうのが、なんとも哀れで、
  「秋をいかに思い出づらむ冬深く嵐に惑ふ荻の枯れ葉は」
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