７人目のミイラの為に
文字数 931文字
金田一少年の世界観にて、教会で暮らす６姉妹の為、カラスの羽根の代わりに薔薇をまき散らしながら、ホットケーキが６等分されました。
ところが、教会メンバーに７人目が加わった為、７人目の為に端を切り落として集めることにしました。
ホットケーキが正円であり、厚さは一定である場合、体積的にこれは平等でしょうか？
平等云々言う前に、問題文が変。
いや、この分け方で問題を考えたら、６人分の人体からから７人目を人体錬成する事件が思い浮かんでしまって。
あれは、人体錬成じゃねえよ。
なお、ドラマでは４人分から５人目をどうにかしていたそうな。
あれ、封印作品だから、（何かしらの伝手でもない限り）ほぼ確認しようがないけどな。
では、金田一少年は置いておいて、ホットケーキ上部の円の面積は、計算しやすい様に半径を10cmと設定して314平方センチメートル。
そして、次はこの色付けされた正三角形の面積が、円の面積に比べてどの位かを計算するよ！
円の半径を10cmにしたから、正三角形の底辺も10cmになる。
後は、正三角形なんだから、高さは５√３cmと出る。
色々な説明を飛ばして５√３cm言うなよ。
鉤股弦の法の説明も必要と？
和算の呼び方をしても、ほぼ分からんやつ。
天・地・明・察☆
おま……
ピタゴラスの定理から、正三角形を２等分した状態にして、そこから
三角形の高さ＾２
＝２＾２－１＾２
した結果の√３ですね。
チャットノベルで使える文字で計算式を表すの大変だから、説明を避けたってのが本音。
で、正三角形の面積だけど、
１０×５√３÷２
≒43.3
なので、約43.3平方センチメートルと出る。
そして、その43.3に７をかけたら、303.1になる。
これは、（円周率を3.14で計算した場合には）円の面積より小さい。
つまり、６等分したホットケーキから端っこを切り取っても、端っこを集めた方がややお得ってことだね！
言う程お得か？
リアルな話だと、端っこ詰め合わせは「重量に対するお値段が、綺麗に切りそろえられた商品よりは安いもの」が販売されてもいるのです。
それはそうだが、問題はそこじゃない。
まあ、ふざけて遊びながら、頭の体操をするエピソードだと思っていただければ。
これ自体、何かそう言う作品です、ええ。
