息の根を止めてくれよ
文字数 1,081文字
いや、1個商品を買うと貰える引換券にペットボトル珈琲があって、そう言えば前も寒波来た時に珈琲をカイロ代わりにしたっけなって。
前回は空気の温度と体積の関係だったので、今回はどれだけ酸素が減ったら人は耐えられないのかを主題にしていこうかと。
だって、換気が必要な暖房ってあるでしょ?
なんで換気が必要なのかって話じゃん?
テントやかまくらの中で、練炭を使うと危険ってやつだね!
因みに、山の日にノリで書いた液体窒素も、密閉空間で零したらアウト。
大気中に約78%存在する窒素でも、流石に密閉空間では危険なので運搬するのに重くても階段が良いと言う。
或いは、液体窒素だけを運搬用エレベーターに乗せて人は別で。
液体窒素を保管する缶はぶっちゃけ重いけど、万が一を考えると階段が良いと言う。
まあ、余程のことが無い限りは大きな容器であれば倒れないとは思いますが。
ただ、密閉空間においては、窒素の体積が増えたら、他の気体の割合は減る訳で。
うん。
だけど、その割合……つまり酸素濃度が生死には重要。
検索した情報によれば、
酸素濃度
18% ギリ安全
16% 呼吸数・脈拍増加
頭痛・吐き気
12% +めまい・筋力低下
10% 意識消失・嘔吐
8% 失神・死亡
6% 心肺停止・即死
らしいよ!
怖いね。
自覚する症状はなくても、まあ通常よりは息苦しい感じ?
通常より1割位、酸素濃度が低下しても、自覚出来る程の不調はないレベル。
そして、酸素濃度が数割減ったら、酸素を何とかして脳に運搬しようと呼吸数と脈拍が増える。
呼吸を増やして酸素を取り入れようとしつつ、赤血球を働かせようとしている証拠だね。
まあ、それでも足りないから頭痛や吐き気が生じるんだね!
そして、脳に優先的に酸素を送ると、他は後回しになって筋力低下まで起きる。
そうしたところで、めまいが止まらない位に。
そして、酸素濃度が通常の半分以下になれば、意識を保っていられず、助けが無ければどうにもならない。
偶然空気の流れが変わることが無い限り、自力ではもうどうにもならない。
そりゃ、意識が無かったら、その場から逃げられもしないからにゃ。
そんな訳で、冬場に寒くても、暖房器具の種類によっては換気大事って話でした。
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