漫画で生死を賭けたゲームは、時にニュー○ンの確率特集で解説される
文字数 1,046文字
いや、生死を賭けにした漫画も、確率的なネタになるなって。
と言う訳で、単純なルールのゲームだけど、確率で考えるとえっらいややこしいってのを勝手に弄る。
まあ、漫画の展開予想なんて検索すれば誰かしらやっているものです。
特に推理系の漫画は、それが多い気もする。
てな訳で、ゲームの簡単なルール。
・プレイヤーは4名
・プレイヤー毎に
1~4の札
・札は一人一人
順番に出す
・大きい数を出した人が勝ち
・但し、数字が被ったら無効
・使った札は次のターン
からは使えない
・2回勝つとアイテムゲット
・勝敗が付かなくとも
札が尽きたら終了
漫画だとチーム戦だから、よりややこしい。
なお、円形のテーブルに4人が座る組み合わせは6です。
先頭がある列と違って、円形で並ぶ場合は、
(人数-1)!
ですので。
まあ、漫画だとチームで向かい合わせに座るから、2通りしか組み合わせ無いんだけどね。
そこら辺は無視して、4枚の札が揃っている時に出される数の組み合わせは4の4乗。
つまりは256通りです。
そんな訳で、特定の1人が勝つ組み合わせの数を考えましょう。
4の札で勝つ組み合わせは単純、他の3人が1~3を出せば良いから9通り。
1で勝つ場合も簡単。
1で勝つには、2~4が重複する必要があるからね。
つまり、3通り。
そして、3で勝つ場合。
他の3人が1か2を出す組み合わせは、2の3乗で8通り。
3人が4を出す組み合わせは、1通り。
2人が4を出して、1人が1か2を出す組み合わせは3×2で6通り。
8+1+6=15
なので、15通り。
2で勝つ場合、
他の3人が1を選ぶ。
他の3人が3を選ぶ。
他の3人が4を選ぶ。
→1通り×2
他の2人が3を選ぶ、かつ1人が1を選ぶ。
他の2人が4を選ぶ、かつ1人が1を選ぶ。
→3通り×2
なので、8通りだね!
纏めると、
1の札で勝つ: 3通り
2の札で勝つ: 8通り
3の札で勝つ:15通り
4の札で勝つ: 9通り
なので、35通り。
それに、4を掛けて140通りの勝ちパターンがある。
誰かが勝ちを決める確率は64分の35だから、半分以上の確率で誰かしらが勝つってことだね!
で、これまた漫画だと2回勝たないと無意味って縛りが有るから面倒な上に、2ターンからは残り札を考慮していかないと駄目だから全てのパターンを考えると難易度が上がる。
そんな訳で、楽な1ターンを書いてこのエピソードを締めます。
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